今日は私の心の潤い補給源
、部署の後輩イケメンO君との三回目のデート。
本当は前回悪天候で中止になった動物園にリベンジしようと言ってたんだけど、O君がタダ券を紛失してしまい、またもやDVD上映会になった。
過去二回、外で遊ぼうと行ってた日は両日共に雨だったのに、最初から家で遊ぼうという日に限っていいお天気っていう私の雨女クオリティー
どうだーーー
（泣）
12時に最寄り駅で待ち合わせ。
今日のDVD上映会のテーマは、前回の夏の「ホラー」に続き、「泣ける映画」。
時間的に二本観れるので、お互いこれぞ泣ける！っていう映画を探して持ち寄ろうということになった。
「何借りたの？」と聞いたら、「実は5本借りてきたんです。その中から選びましょう」ってO君。
家でお昼を済ませ、O君が持ってきてくれたDVDを観たら、「ライフイズビューティフル」「ショーシャンクの空に」「ただ君を愛してる」「クールランニング」「ハートロッカー」。
私、一個一個手にとってタイトルみながら、「ライフイズビューティフル、観にいったわ～。もうあまりにも凹みすぎてしばらく立ち直れなった。ショーシャンク、はいはい、これいい映画なんだけど長すぎて途中ちょっと飽きちゃったな。ただ君を愛してるはDVDうちにある。宮崎あおいちゃん可愛いんだよね。クールランニング、これずっと前観たけど面白かったな…。」
……。
はっ…
せっかく借りてきてくれたのに観たこと無い映画が「ハートロッカー」しかない…
映画そんなに本数観ないのに、ここまでもろかぶりというタイミングの悪さ…。そして空気の読めない女…
O君も、「まじっすか…。まさかハートロッカーは選ばないだろうと思って、一人で観ようと思って借りたんですけどね…」って凹み気味。
すすすすまぬ…
私戦争ものキライなんだけど、消去法でハートロッカーをみることに…。
正直に言って…。
つまんない映画…
監督が女性なだけあって、ところどころ映像が美しいなって思うシーンはあるんだけど、それだけ。
残酷な描写が少ないのはいいんだけど、大きなストーリーがあるっていうよりは、淡々と小ネタをつらねてる感じで…。
これ上映会じゃなかったら多分20分で脱落してたわ。
しかも私やっぱり外国映画ってあんまり馴染めないな。
日本人と外国人って感情表現の仕方や思考回路がちょっと違うから、感情移入するまでに時間がかかってしまって、観終わったあとやたら疲れるのだ。
私にとっては苦行のような長い130分が終わり…「よくわかんない映画だったなー」と素直にO君に感想をぶつけ、このシーンはああだったとか多分こういうことを描きたかったのかなとか講評会。
そして次に私が選んだ「マリと子犬の物語」。
これは泣けた
もう前半から嗚咽がこらえきれない位泣いた…
ティッシュで鼻ずびずびしながら観た。
これ犬飼ってる人は絶対に泣く
もう、犬ってなんて健気なんだろう…。ああすーちゃんに会いたい。
犬を飼ってないO君も、嗚咽をもらすほどじゃなかったけど、うるうるきてて、「泣かせますね…」と。
主人公の犬のマリが、本当に賢くて健気で…あの血だらけの手で一生懸命地面を掘って主人を助けようとするシーン。あれはやばい…。声を出さないように泣くのに苦労した…。
二本観終わって、時刻は５時半。夕食はモツ鍋を食べにいくことにしてたんだけど、まだ時間があったので、私の超おすすめDVDコーナーということで、ウィーンのエリザベートを観る事に…
副音声で私の解説つきでダイジェスト版。
O君、「かっこいいっす」「感動しますね」と結構食いついてみてくれた
早送りしまくりで超ダイジェストだったのが悔やまれる…。くっ
ハートロッカーさえみなきゃ…
（←O君に失礼）
予約してた時間が迫って、行ったのはお勧めのモツ鍋やさん、よし蔵。
あ～～モツ鍋食べるの今年初かも
しかもここ、感激したことにレバ刺しがあった
嬉しい～～～！！ユッケ事件以来メニューから消えたお店が多いレバ刺しなのに…。
勿論注文
明日お肌プルプルになるかしら
モツ鍋やでは、会社のこととか映画の感想とかを話して、まだ8時位だったので、デザート代わりにスタバでお茶を一杯飲もうということになった。
キャラメルマキアートのショート。
私「レッドクリフが観たいな～。三国志好きなんだよね。諸葛亮孔明かっこいい。」
O君「僕あんまり興味ないですね。女の人で三国志好きってめずらしいですね。」
私「そう？O君歴史もの結構読むって言ってたよね。何時代がすきなの？」
O君「幕末です。新撰組が大好きで、司馬遼太郎の幕末ものはほとんど読みました。」
私「へ～。そういえば、今TPPの問題で、幕末に例えて平成の開国って言ってる人いるよね…。」
O君「でも主張は逆ですよ。関税をなくすって言ってたのは幕府で、潰れたのは幕府の方ですからね。」
話題は政治の話に。
そして日本の外交が弱いという話から、私が最近まではまってたヨーロッパ史の話に移り、キリスト教と仏教が背景にある西洋と東洋の考え方の違い、そしてベートーベンやゲーテが東洋の思想に近い生命観を持っていたこと、ゲーテがいかに素晴らしい作家だったか…。
そう、五分の四位私が喜々としてマニアックな話を…
私「ゲーテやベートーベンみたいに本当に偉大な芸術家は他者の足をひっぱろうとかそういう姑息な考えがないね。モーツァルトもそうなんだけど。あ、アマデウスっていう映画みたことある？あれはね、サリエリっていう皇帝に可愛がられてた音楽家がね…」
O君「さくらさん、色々な映画観てますね…（ひきつり笑い）」
私「…で、ゲーテとベートーベンが文学者と音楽家なのに通じ合えたのは、多分訴えたい根底の想いっていうのが共通してて、それを訴える手段が単に文学なのか音楽なのかっていう違いだったからだと思うんだよね。トルストイとかもそうなんだけどさ、結局人類愛っていうかさ…」
O君が完全に固まってることに気付いた私。
「ええっと、で、なんか言いたいことある？」（←なんだこの鬼のようなふりは…）
O君「僕には何も言えることがないです…。それはすごいですねとしか言いようがないです…。」
しまった……
そしてとどめ。
O君「さくらさんって、本当にオタクですね…」
今日のデート、しゅ～～～～りょ～～～～～～～～
私は、とても楽しかった…（うるさいよ）
果たして四回目はあるんだろうか？？（ないかも…
）
おまけ
ゆづ、ロシア杯1位＆ファイナル進出おめでとう～～～～～～
昨夜夜中に結果知ってびっくり
2位との僅差…
ゆづ、試合数こなす度にシニアとしての実力をどんどんつけてるから、ファイナルでどこまで戦えるのか観るの楽しみ
NHK杯の大ちゃん＆あっこちゃんに続き、ロシア杯、真央ちゃんとゆづぽんの日本人アベック優勝
ばんざーいﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ