部署のイケメンO君からお誘いメールが届いたのは7月下旬。

「動物園のチケットが当たったのですがご一緒しませんか?それで夜はそのままジャズバーに行きましょう。今度は僕が全部プロデュースします!」

って…。


こんな可愛いメールをもらって行かないなんて言えましょうか?

いくいく~!と二つ返事でオッケーして、お互いの予定が空いてたのが27日。


そして当日のお天気。

曇り時々雨…ガクリ


雨女だぜ、ふっ…フ(←ニヒルな笑い)


前日からお天気下り坂だったので、雨だったら映画にしようと言い合っていた。

当日の朝、何観たい~?とメールしあい、夏っぽくホラーでも観ようということになったんだけど、生憎上映中のものがなかったので、ツタヤでDVD借りてうちでみようということになった。


12時に最寄り駅で待ち合わせ。(急いで掃除しちゃったわ…)


一緒にツタヤ行って、まずは私がネットで調べて怖いホラーナンバー1にあがっていた「エスター」をチョイス。

そして、ホラーはやっぱりアジアが秀逸ということで、もう一本「らせん」を借りた。

ツタヤちょうど100円キャンペーン中だった。やったねグッド!


「地元では一本50円です。」と香川出身のO君。

期間限定じゃなくていつでも?と聞いたら、「最初は期間限定だったんですけどそれがどんどん延びて多分もう3年位50円のままです」って。

いいなー香川。ほのぼのするわ苦笑


うちについて、まずはお昼ごはん。

名古屋で食べて以来はまりすぎて、お取り寄せまでした八丁味噌を使って味噌煮込みうどん。


男の人ってどのくらい食べるんだ…??


よく分からないので、家にある具をぼんぼん入れたらなんだか多くなっちゃった…汗

ネギ、ほうれん草、油揚げ、干ししいたけ、卵…。(まあ私は普段普通に食べてる量だけど。)


まあいっかと思ってどーぞと出したら、O君「すごいボリュームですね…」ってドン引きしつつ、一生懸命食べてくれた。

横目でみてると、見るからに途中でお腹いっぱいになっててすごく苦しそうなのに、それでも目を白黒させつつ頑張って食べてる様子が可愛かったので、そのまま「残していいよ」と声かけずに(←ひどい)黙っていたら、つゆも一滴も残さず完食にひひ


食べ終わったあと胃を苦しそうに抑えながら、「さくらさん、いつもこんなに食べてるんですか?」って涙目で笑


「そんなわけないじゃーん!(←嘘)残してよかったのに~アハハ」


さあ早速エスターから観ようか?と言ったら、ホラーなんか観たら戻しそうな位苦しいらしく、ちょっと待ってくださいといわれたので、金曜日の夜に録画してた勇者ヨシヒコを観て和む。


さぁいよいよホラー大会スタート!!ネットで高評価のエスター、どんだけ怖いのかしら。わくわく。


しかし…。


観終わった後、一気に盛り下がる空気……ダウンダウンダウン


ホラーっていうか猟奇的殺人サスペンスみたいな話だったもんだから、残酷な描写が超多いのと、救いようの無いラストに凹む私たち…。


O君、「僕、こういう映画あんまり観ないっすね…」ってポツン。

私「途中ちょっと吐きそうになった…」


らせん観る前にちょっと休憩しようか?

O君「そうしましょう」


しかし…。


シーン……ダウンダウンダウン


映画の打撃で言葉も無く、沈黙…汗き、き、きまずい…汗


私「よーし、らせん行こう!上書き保存だ!!」

と無理やりらせんへ。


そしてらせんの最中…。


ぎゅるぎゅるぎゅる~~sao☆


私のお腹がなりよった…汗さっきお腹すいてなかったのでうどん食べなかったんだけど、今更空いて来た。

今のは聞こえなかったことにして、そのまま鑑賞。

しかし。


ぎゅるぎゅるぎゅる~~~~sao☆


に、2回目…ガクリ

こらこら、空気よまんかいパンチ!


聞こえないふりをしてくれるO君をいいことに、そのまま鑑賞。

そして。


ぎゅるぎゅるぎゅ~~~~~~~っっっsao☆


………ガクリ


O君「…お腹空いてるんですか??」


私「うん…隣で食べてもいい?ううっ...


ポテトチップを持ってきて、みながらパリポリ食べはじめたら、なんと映画は佐藤浩一と中谷美紀の濡れ場に…ムンクの叫び

げげっっあせるあせるきまずい…あせるあせる


えーっとえーっと、

私「あ、チップ食べたかったら食べてね?」

O君「ありがとうございます。」


濡れ場の間、私ハムスターのように一心不乱にポテチを食べ続けたっていう…。(何やってんだか)


らせんは、私は結構好きだった。O君は「これホラーじゃないですよね」って物足りない感じだったみたい。

確かにリングのスピンオフみたいな作品なので、これだけだったら物足りないかも。

O君はリングも観たこと無いそうなので、余計つまらなかったかも。


でも私は好き。飯田譲治監督ってナイトヘッド(本もDVDも全部持ってる)の作者でもあるんだけど、同じ匂いがぷんぷんと…。


本当は夕方ジャズバーの前にイタリアン食べにいこうってお店まで決めてたんだけど、さっきのデカ盛りうどんの衝撃から立ち直れないO君(ごめんよ…)、「全然お腹空いてないです」って。

私もさっきポテトチップ食べちゃったからな~あせる


それでイタリアンはやめて、お腹すいてきたらジャズバーの前にちろっと何か食べようってことになった。


テレビみながらおしゃべり。


ちょうど昨日はお祭りを近くでやってて、その音が部屋の中まで聞こえてきてたので、「お祭りの夜店では何が好きか」っていう超くだらない話題に…。


O君「僕はイカ焼きとか好きですね。あととうもろこしも好きなんですけど歯につくんで」


私「私は食事系だったらやっぱたこ焼きだな。あとかき氷も好き」


O君「僕実はカキ氷好きじゃないんですよね」


私「え、じゃあガリガリ君も食べないの?」


O君「ガリガリ君は食べます。」


私「一緒じゃん」


O君「いや、カキ氷は、シロップが均一にかかってないじゃないですか。あのムラがあるのがいやなんですよね。ガリガリ君は均一じゃないですか。」


私「なるほどね。私夏の夜、帰りが遅くなったときにコンビニでガリガリ君買って食べながら帰るのが好き。あのときのすれ違う人の“あ、あの人ガリガリ君食べてる。いいなー”っていう羨望の眼差し(?)も気持ちいいんだよね~」


O君「さくらさん、普段そんなことやってるんすか…(ドン引き)」


そしてちょうどテレビで世界陸上のマラソンがやっていたので…。


私「マラソン選手っていいよね。ほんと余分な肉ついてなくて。」


O君「いいですか?でも男からすると、ちょっとぽっちゃりしてる方がいいと思いますよ。」


私「それO君が痩せてるからじゃない?自分にないものを求めるっていうじゃん」


O君「いや、K(O君の同期のぽっちゃり男子)も言ってました。」


私「ぽっちゃりと、それ以上の境界線はどこなのよ?例えば柳原可奈子は?」


O君「アウトです。(きっぱり)」


私「じゃあ~いとうあさこは?」


O君「うーんちょっとギリギリですけど、あのくらいならいいです。」


私「ちょっと、いとうあさこでギリギリって、やっぱり細い人が好きなんじゃん!いとうあさこ、テレビだとすこしふっくら見えるかもだけど、普通にいたら全然標準だと思うよ。世の女性はあれが標準よ!!(力説)」


O君「そ、そうなんですか…(びびり)」


7時くらいになってちょっと小腹が減ってきた。ジャズバーのライブが8時からなので、その前にラーメンを食べにいくことにした。

ラーメン激戦区の大井町、つけ麺のおいしいお店にご案内。

一杯の幸せ、幸龍


私はこがし醤油つけ麺の青虎。O君はピリ辛味噌つけ麺の赤虎。


幸龍はよく一人で行っているお店。

真央ちゃんがバンクーバーで負けたときもここでヤケ食いしたっけな…(遠い眼差し)


しかしこのお店、客層のほとんどは男性で、めっちゃめちゃ狭いのだ。

カウンターしかなくて、6~7席位しかない。


席に通されて、あまりの狭さに驚いてるO君。

ここでいつもオヤジさん&おにいちゃんたちに囲まれてラーメン食らってる私に驚くが良い…。


店員さんが来て、「ニンニクはおつけしますか?」って。

いや~臭いとO君に申し訳ないからな…と、普段は頼むんだけど、遠慮して「いいです」と断ったら、O君が「じゃあ一つでお願いします」って。


なぬっ!ちょっと待て!!


私「すいません、やっぱり二つで。」


O君「え?食べるんですか?」


アンタに気ぃ遣っていらないって言ったのよ。アンタが食べるなら私も食べるわムムム


しばらくして運ばれてきて。


う~~~んおいしい!!!!


O君も「おいしいです!」って2~3回位言いながら(私の作った味噌煮込みうどんのときとだいぶ反応違うやないか)、あとはもう会話もなく無言でラーメンすすりまくり。

もうライブまで時間ないのにスープ割りまで楽しんで完食。


「つけめんのTETSUにも劣らないおいしさでしょ?」って聞いたら「それよりおいしいです」ってグッド!

大盛りすぎうどんとエスターとお腹ぎゅるぎゅるで失敗しまくり…と思ってた今日だけど、ラーメンで名誉挽回できたんじゃないかしらニコニコ


そしていよいよジャズバー。

O君が見つけてくれたジャズバーは、有楽町駅近くの季立 っていうお店。

10分程度遅れていったらちょうどMCの最中だった。


O君はラムコーク、私はジントニックを注文。


今日のライブはコントラバスとドラムとピアノのトリオ。

お店が狭くて、音響がすごく良くて、包まれる感じが気持ちよかった。


で、マスターがすごくジャズ好きな方のようで、合間合間に絶妙のタイミングで、渋い声で「いえー」っていうのがかなりツボ笑


お客さんみんなジャズ好きの常連さんなのか、みんなリズムにあわせてノリながら聴き入ってる。

隣のO君もひっきりなしに体が動いてる。


私は残念ながら聴いた事ない曲ばっかりだったけど、それでも良い曲ばかりで楽しめた。

ファーストステージが終わると休憩が20分くらいあって、そのときにO君に「あれなんていう曲?」とか、「拍手するタイミングがわかんない~」って聞いたりして、セカンドステージは拍手するタイミングも大分つかめてきた。


やっぱりピアノの音色ってすごくいいな。品があって…。


で、あっという間の二時間半ですごく良かったんだけど、やっぱり途中から無性にクラシックが聴きたくなった…苦笑

ピアノの音聴いてると、あ~クラシック弾いてくれ~って思っちゃう。


ジャズ、たまに聴く分にはすごく良い気持ちでいい感じなんだけど、やっぱり私の中での音楽ベスト1のジャンルにはなりえないな…。


しかも二杯目にウィスキーを飲んでたので、猛烈に眠くなってきた。

この落とした照明と、雰囲気の良いジャズ…。眠気との戦い…汗


セカンドステージが終わると、お客さん早々に帰る。

あ、そういうものなのね…。


私たちも5分位残ってお酒全部飲んで、帰ることにした。

お会計、二千円だって。


一人二千円だと思って、O君が払ったあとに私も払おうと思ったら、「二人で二千円です」って。

安いっっっ!!!!!!


外出て「え?安すぎない?」ってO君に聞いたら、「チケット代は事前に銀行振込だったんです」とのこと。


「あ、そうだったんだ、ありがとう。」と言って払おうと財布を空けたら、O君が「いいですよ」って。

「今日はいいです。代わりに今度どこかに連れて行ってください」だって。


うへ~~~あせる二年目の後輩に奢ってもらう私…ガクリ


今日のデート、ツタヤで借りたDVD200円、ラーメン一杯750円、ジャズバーでは飲み物代だけ割り勘で1000円。

しめて1950円なり。やっす~~~~いビックリマーク


そして有楽町からO君は山手線で私は京浜東北なのですぐにお別れ。

「次は別のとこ行きましょう。動物園は秋くらいに。またよろしくお願いします」って言ってくれてバイバイ。


今日のデートはジャズバーとラーメン以外O君にとってはイマイチだったと思うんだけど、また次も誘ってくれるのね…ううっ...

残暑のデートも楽しかったな。


ちなみに今日のデートコーディネートはこちら↓



ティアドロップス☆☆
夏の動物園で尚且つジャズバー行っても大丈夫な感じで短パンにしたというのに、結局インドアで意味なかった…。

中のフリルつきキャミが可愛くてお気に入り音譜


(そして背景はこの夏購入した節電グッズの竹シーツ…)