カフェブロイナーホフは王宮のすぐ近く。
ガイドブックで、古き良きウィーンのカフェらしさを残していると書かれているので、行けたら行きたいなと思ってた。
新聞挟みがお洒落だな。
そして店員さんが蝶ネクタイなのもウィーンのカフェ!って感じ![]()
とお~くから隠し撮りしたんだけど向こうむいてるのしか撮れなかった。
気付けばもうお昼過ぎてるし、お昼ご飯も兼ねたものを頼もう。
ケーキで、ザッハートルテ以外に食べたかったのがもう一つ。アップフェルシュトゥーデルという、アップルパイみたいなやつ。
あと、メニューを見て気になったコーヒー、「ブロイナーホフトロイメ」(ブロイナーホフの夢)。
そして大好きなグラーシュ![]()
なんだか変な組み合わせだけど、蝶ネクタイのクールなウエイターさんにオーダー![]()
無表情でクールなウエイターさん、注文してすぐアップフェルシュトゥーデルを運んできた。
嫌な予感。
一口食べて…。
うっ…まずい![]()
冷蔵庫に入れておいたのか、変に冷たくて皮もぼっそぼそだし…。中のリンゴも冷たくて妙に甘ったるくて微妙~~~~。
あのウエイターさん、「どうだ、俺たちのアップフェルシュトゥーデルを味わうがいいさ」って自信たっぷりなどや顔でお皿置いてったのに…この味とのギャップが面白すぎますがなっっ
(やけくそ)
日本だったら苦情レベルだなこの味は…![]()
そしてブロイナーホフトロイメ。
う~~~んこれはおいしいっ
リキュールがほのか~~にきいてて…とってもおいしかった![]()
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そして、お盆の上に、スプーンを載せた水が一緒に出てくるってのがウィーンならでは!!
ザッハーでは出てこなかったし、フラウエンフーバーではコーヒー頼まなかったし、はじめてここで本物みれた![]()
最後にグラーシュ。
でもフラウエンフーバーのグラーシュの方が好みかな。フランエンフーバーの方は辛味が強くてさっぱりだったけど、ブロイナーホフのはちょっと甘かった。
アップフェルシュトゥーデルは散々だったけど、このカフェ私好きだな。
カフェのウエイターってのに誇りをもってそうなおじさんたちとか、周りのお客さんたちがのんびり新聞読んでたり雑誌読んでたりする雰囲気とか。
隣のテーブルでは向かい合わせに座ったご夫婦が、一言も会話することなくそれぞれ新聞と雑誌を熱心にずーっと読んでた![]()
私もウィーンっ子になりきって、コーヒーをすすりながら、ウィーン少のミサや王宮の感想をノートに書き留めてみたり…![]()
でもやっぱり日本人はそういうのに慣れてないのね。
性分で、さっさと書き終わったらもうそわそわしだしちゃってのんびり座っていられないっていう…![]()
どや顔のウエイターさんにお会計を済ませて、早々にお店を出た。
あり??地面に水溜りが出来てて、空がいつの間にか晴れてる…。
ぽつぽつ来そうな気配だったけど、いつの間にスコールでも降ったのか??
道路の濡れ具合はどう見てもどしゃぶりの後…。
カフェにいる間に雨が降って上がったらしい。
私は窓際の席じゃなかったので気付かなかったけど、そういえば途中やたらお客さんが続けて入ってきてたな。
雨宿りのためだったのね…。
なんにせよラッキーだった。
雨に当たらなかったのも良かったし、空が晴れたことも![]()
王宮からついてきたどんより陰を振り払って、残り半日を楽しもう![]()





