さあいよいよ!!!
この旅の最大の目的!!!!!
ウィーン少年合唱団のミサ!!!!
ああ…中2で彼らのファンになってから、いつかウィーンの教会で彼らの歌声を聴くのが夢だった。
長年の夢がまさに今果たされようとしてるのかと思うと感無量…。
それが今現実に目前にあるのだ。
最初に僧侶(って言わないよね?牧師さん??)の人たちが出てきて、敬虔な態度で椅子に座る。
儀式がはじまってその方たちが何事かちょこちょこっとしゃべったあと…。
降って来た歌声…。
ぞわーーーーーーーーーーーーっっっ
一瞬にして、身体中鳥肌ッっっっっっっっっっっっっっっっっ
そしてぶわっと勝手に涙が……
な、な、なんだこの美しさは……
ほんとね、まさに、「降って来る」なの
残響音が長く残る教会だから、音が降ってきて空中を漂ってる間に、更に美しい歌声が降ってきて重なり合って響き合って…
一言でいうなら、まさに「天使の歌声」
彼らの歌声を表すのに日本でも散々使われてきてるフレーズだけど…、彼らの「天使の歌声」は、まさに彼らの本業である教会でこそその真価を発揮する…。
CDや、日本でのコンサートホールとは比べ物にならない美しさ
また歌ってる姿が見えないものだから余計に神秘的で敬虔で…。
日本で見せてくれるはにかんだ笑顔や、ポップスや民謡を歌う彼らからは想像もつかなくて…、彼らの本当の使命はやっぱりあくまでも神を賛美するミサを歌うことなんだ…と改めて感じた。
ソリストも素晴らしい歌声だった。優しくて、儚くて…。(誰だったんだろ?)
夢のようなひとときだった。
昨日のウィーンフィルがあまりにも素晴らしかったから、「あれ以上感動できるかな?」なんて勝手に心配してたんだけど…、このウィーン少を聴いただけで旅行に来た価値がありあまる位のひと時だった…。
もし私がウィーンに住んでたら、毎週きちゃうな。
あ~~~日本でもぜひオケと男声との共演を!!教会でぜひ!!!
この美しさはCDでもユーチューブでも、録音では消えてしまう。
この場所にいないと…。
本当に素晴らしかった
感動ひとしきりのミサが終わった後、合唱団のメンバーが降りてきてくれた。
周りから[Oh,sweet]とか声があがる
アカペラで一曲披露してくれた
う~ん、こうして姿をみながら聴くとやっぱり可愛い普通の少年達に見えるのに…、すごいなぁ…
大満足で礼拝堂をあとに。
もちろんまだ帰りませんとも
中庭で待ってると、帰る途中のウィーン少の子たちがぞくぞくと…。
あーっちゅーまに取り囲まれてる
あちこちで始まる記念撮影
可愛いなぁ
早く帰りたい子は一目散にダッシュで走り抜けていったり、ママさんがしっかりガードしてたり…。
コンサートやミサのたびに送り迎えするんであろうご両親も大変だな。
頑張る子供達もご家族も本当に偉い…。
ちなみにこの右側にちらっと写ってる子はシルクロードに出てたな。
多分だけど、ケイ君に「君は歌手になりたいんだろ?」って聞かれて、「でも君の方がきっといい歌手になるよ」って答える役の子だった気がする…。
ニコニコ優しい笑顔のイケメンさんだった
私も一緒に写真撮りたいけど、こういうとき一人だと不便だな。
シャッターを押してくれる人がいない…。
そう思ってたら、ある団員と一緒に出てきたお父さんみたいな人が、「一緒に写真撮ってあげようか?」って聞いてきてくれた
うひゃ~~
「ビッテ!!」
というわけで…、
お父さん、ノリノリでもう一枚今度はカメラを縦にしてとってくださったり…
優しいお父さんそして快く一緒に写ってくれた団員の少年、ダンケ
一生の思い出になった。
今日の日は決して忘れないな
…って絶対また来るけどね!!
あ、そうそう、この日のミサの曲は、シューベルトのミサ曲第二番ト長調だった
(帰ってきてからCD買っちゃった)
ウィーン少のみんな、来年はぜひまた日本にきてね!!
つづく