美術館を出て最初に向かったのは、ケルントナー通りにあるCD屋EMI。
エリザベートのDVDで、ルドルフを演じたフリッツシュミットさんっていう人の歌声がすごく好きで、ミュージカル「モーツァルト!」で主役を演じたと聞いていたので、そのCDがないかと思ったのだ。
EMIに入って「モーツァルト!」のCDは見つけたんだけど、キャストの名前が書いてないや。
モーツァルト!も何人かの人が主役を演じてるから、別人の可能性が高いな…。でももし本人だったら…。
「中開けてみたいんですけどいいですか?」って店員さんに聞いてみよう。
レジにいたお姉さんに一生懸命「開けて中を見たいんです」ってドイツ語で言ってみるんだけど、全く通じず、お姉さん怪訝な顔…
こうなったら作戦変更だ!
[Oeffnen OK?](開ける、OK?)
名づけて単語羅列作戦ど~だ~~~~(威張る話じゃない…)
お姉さん、「ああ、」と頷いて、快く開けてくれた。ほーらねっ
中のブックレットをみると、やっぱり主役違った。
買うのやーめた。
でもわざわざ空けてもらったのに買わないってきまずいな・・・。(また小心っぷりが…)
しかもおおらかなお姉さん、レジから離れてどっかいっちゃって、全然帰ってこない。
代わりにレジにいるのはさっきのやりとりを全くみていなかった店員さん。
空けてもらったCDそのまま棚に戻すのはまずいよね。
でもこれあの店員さんに突然「やっぱり買いません」って差し出したら店員さんキョトンじゃない?
私の語学力で、「これさっき頼んで開けてもらったんですけど…」なんてとてもじゃないけど説明できないぞ?
どうしよ…。
お姉さん帰ってこないし~~~~
もういいや、とりあえず買いませんって差し出して、それで「どういうこと?」って言われたらなんとか頑張って説明しよ…。
私、店員さんにCD差し出して、[ich kaufe nicht.Danke](買いません。ありがと)ととりあえず言ったら、普通に[Bitte]って受け取ってもらえた。
よかった~~~~~
お店を出て、向かったのはクレント小路。
ガイド本で、「ウィーンで一番美しい路地」ってかかれてたから観たかったのだ。
ケルントナー通りから外れて、市庁舎やパスカラティハウスがある北西の方角に向かいます。
あ、エンゲルアポテーケ発見。
天使の絵が素敵だなぁ…
この辺細い小路が複雑でクレント小路がなかなか見つけられない…。
どこ~~~~
というわけで入ってみると…、
…って思ったらここがクレント小路だった
うわ~~ランタンの灯りが素敵だな。
風情ある素敵な小路。
さて、のんびりホテルの方に戻りましょう。
サマータイムだから明るいけど、実はもうこの時点で夜8時くらいだったり…
クレント小路、もうちょっと暗くなってからもきっと素敵だろうな。
人がいない…
喉が渇いてたんだけど、スーパーももう閉まってた…。さすがウィーン
帰り道、またもや興味をそそられる入り口発見。
中に入ると…、
更に中に入ると…、
というわけで、
普通に歩いていても美しい路地ばかりのウィーンだけど、うろうろ歩かないと見えてこない抜け道や中庭も、非常に魅力的
さて、そろそろ認めなくてはいけないだろう。
完っ全に迷ってることを…
ここどこぉ~~~~
もう歩き疲れてクタクタ…。
とりあえず歩き続ければ、市庁舎とか目印になる建物がみえてくるはず…。
と思ってテクテク歩いてると…、
パスカラティハウス近くの階段っっ
よかったぁ~~~~~~~~~
というわけで、もう歩く気力が残ってなかったので、ショッテントーアからU2に乗って無事カールスプラッツまで帰りましたとさ。
つづく