ローナッハ劇場に観にいくのは、[Tanz der Vampire](ヴァンパイアのダンス)
ホテルからローナッハ劇場までは、歩いて15分強くらい。
エリザベートとか多くのミュージカルを上演してたアンデアウィーン劇場が、また本来のオペラやコンサートが上演される劇場になり、代わりにミュージカル専門の劇場として生まれたのがこちら。
ロビーに入ると、ヴァンパイアっぽく赤い照明で照らされていて、係員さんたちもみんなヴァンパイアの格好してる。
階段のところにいるのがヴァンパイアのマントつけた係員さん。
会場に入る前にまずはグッズ売り場を探す。
うちの姉はヴァンパイア好きなのだ。(不思議…)
姉へのお土産はヴァンパイアグッズにしようと決めていた。
ロビーには、グッズ一覧が展示されているけれど、売り場がない…。
ヴァンパイアのお姉さんに聞いてみよう。
[Wo kann ich CD kaufen?](どこでCDを買えますか)
この部屋を外に出て左側よとお姉さん。
う~~ドイツ語絶好調
グッズ売り場発見。
Tシャツとかマグカップとか…どれにしようかな?
迷って買ったのがこちら↓
あと右側にあるのはCD。
日本のアマゾンでもCDうってるんだけど、パッケージが違うので一か八か買ってみたら、新しく2007年に録音されたもので、今日の出演者とほとんどかぶってたやったね
会場に入ると、うわ~すごいかっこいい!!
おどろおどろしい、神秘的な内装。
舞台にはヴァンパイアの歯が…
昨日のオペラと違って(汗)今日は目もぎんぎんに冴えております
そして始まったミュージカル…。
もう圧巻
超~~~~~面白かった
怖いし面白いしかっこいいし…
怖かったのは、やっぱりヴァンパイアが人を襲うシーン。
血を抜かれたお父さんが蘇るシーンとか…。
そしてヴァンパイアたちが舞台の下に降りてくるシーンが何度かあるんだけど、特殊メイクをほどこしたヴァンパイアたちが曲の合間合間でお客さんを威嚇するわけ。
私はちょうど通路側だったので、そこも怖かった。
舞台の背景はすごかったな。
CGの映像と、実際のセットを組合わせてるんだけど、迫力満点!!
そしてなんといってもダンス!!
かっこよかった~~~~
全身特殊メイクで、ぼろをまとった亡霊みたいな骸骨みたいなのが踊るシーンとか不気味だったし、あと血を抜かれたヒロインのサラが、夢遊病みたいな顔つきでカクカク機械的に踊るシーンもリアル。
フィナーレのヴァンパイアたちのダンスは本当にかっこよかった。
ヴァンパイア役の俳優さんは歌うまいし、教授は面白いし…言葉なんか分からなくても私も一緒になっていっぱい笑って最後まですっごく楽しめた。
最後の最後の驚きは、ヴァンパイアの笑い声が会場中に響き渡ったかと思うと、ヴァンパイアが舞台から飛んでくること
会場のボルテージも後半になるにつれてどんどんあがっていって、最後の方は一曲終わるごとにやんややんや指笛はなるわ歓声はなるわ…
フィナーレはもちろんスタンディングオーベーションで、私も(一人なのに)立ち上がって「フ~~~~~」って歓声とばしちゃった
面白かったーーーー
これエリザベートと同じ脚本家なんだよね。
エリザベートは、演技力と歌唱力でみせる芸術的ミュージカル!!って感じだったけど、こっちはより大衆的というか…娯楽性を前面に打ち出した作品になってた。
日本でも何年か前にやったのね。観たかったなー
エリザベートみたくこれもDVD化してくれないかしら…。
本当に楽しかった。次ぎウィーン行くとき、もしまだやってたらまた観にいきたい位
さて、旅行前半がやっと終わった…(ながっ)
明日からは仕事なので、ペースダウンしつつ…後半につづく