11時半に先輩がホテルに迎えに来てくださった。
感激的なことにお土産を携えて…
私が初日に食べに行った「グモァケラー」でおいしいおいしいと絶賛していたグリースノッケルズッペの素…
わぁいこれで日本でも食べれるぞVielen dank!!!!!
昼食はね、奮発してザッハーホテル内のレストラン…
ザッハーホテルには、カフェのほかにレストランやバーも入っている。
青はバーなのでおいておくとして、先輩に赤と緑どっちがいいか聞かれて、緑を選択した私。
赤はカフェザッハーと同じだけど、緑ってめずらしいでしょ?
観光客はたいていカフェザッハーに行くので、なかなかレストランには行かないのだ。
その証拠に、入り口のところに行ったら門番さんが「カフェはあちらですよ」って。
でも先輩が「レストランを予約しています」って。今日もうっとり聞き惚れる流暢なドイツ語…
入るとこんな豪華なラウンジが…。
ひーっお城みたい…。
従業員の方とすれ違いざまに、「コンニチハ!」と声をかけられた。
「こんにちは!」と返したら、「ハッハーーー」ってその従業員さん喜んで超テンションあがってた
な、なぜに…
さあ豪華なアンナザッハーです。
飲み物はカシスソーダをオーダーし(おいしい)、お通しは…、
なんかね、春巻きの皮みたいのでツナを巻いてあって、下のソースは卵とイチゴジャムみたいな…。
パッと見え~~ジャム!?って思ったけど、食べてみたらなかなかおいしかった
前菜はやっぱりズッペ
今日は私がレバークネーデルズッペで、先輩がグリースノッケルズッペ。
私火を通したレバーって苦手なんだけど、レバークネーデルズッペのレバーは臭みも少ないし食べられる。
濃厚でおいしかった
ちょうどグモァケラーでのオーダーと逆。
そしてメインは迷いに迷ったけれども、これまた有名なウィーン料理、ターフェルシュピッツを先輩とシェア。
ターフェルシュピッツとは、
西洋わさびとリンゴを和えたソースや、ほうれん草のペーストをつけて…、
う~~ん柔らかくてうまうまっ
デザートはやっぱりザッハートルテ大好き
(でもターフェルシュピッツでお腹いっぱいになったので、小さいサイズで…)
先輩はコーヒーを頼み、ついてきた小さいお菓子。
このとき飲んだのはカシスソーダのあとは赤ワイン(また昼間から…)
赤も飲みやすくておいしかった赤白制覇したぞー
そしてこのとき、給仕についてくれた従業員のJさんが超イケメンだった(ミーハー女)
グモァケラーの店長さんと店員さんもイケメンだったんだけど、あちらはクールイケメンという感じで、Jさんはちょい童顔入ってて非常~に人当たりの良いイケメンさん
ジェフリーバトルみたいな…。
しかも私がドイツ語話せないの分かっていながら、先輩と話すときも5秒に1回位柔らかく微笑んだままこちらに視線を走らせて、「お二人に話してますよ」という雰囲気を作ってくれてたなんて優しいんだ…
このとき「日本女性はミーハーで軽い」というイメージを作らないために、「写真撮らせてください」と言わなかった自分の自制心に乾杯(でもお陰でもうお顔を忘れてしまった…)
Jさんウィーンイケメンさくらカップナンバー1に決定~~~(価値ない賞…)
次は自分で注文できるようにドイツ語もっと頑張ろう~ひっひっひ
食事中は、先輩に色々ウィーンのこと教えてもらってとっても楽しかった。
こういう給仕係りの人たちも、もう15歳くらいで見習いに入ったりするんだって。
ウィーンでは、将来の方向性を決めなきゃいけない時期が非常に早く、日本みたいに「とりあえず大学に入ってその後のことはそれから決めよう~」なんてことはお金持ちの子供でもない限りないそうだ。
小学校4年生で、もうギムナジウムにいくのか、職業訓練校にいくのか決めなきゃいけないとか…。
私なんて小学校四年生のときイルカのトレーナーになりたかったぞ。(泳げないくせに)
そしてコックさんや給仕係りの人は、同じところで働いていても昇給というものがほとんどないので、「前どこどこで働いてた」という経歴を武器に前より良い条件の職場に勤めることで給料をあげていくとか…。
大変そうだな…。
カフェとレストランでザッハー大好きになってしまった。
一人じゃ敷居が高くてなかなか来れなさそうだけど…次ぎはまた別メニューを試してみたいな
帰りに受付のところで先輩に記念写真を撮ってもらった。
快く一緒に写ってくださったザッハーの皆さんありがとうございます!
(ザッハーの制服かっこいいよね。帽子にも“ザッハーホテル”って入ってる)
昼食が済んで、先輩とはお別れ。
この旅でお会いするのは今日が最後。
本当にお世話になりました!!
後半は一人で頑張ります!!
つづく