5日の朝はゆっくりめに目を覚ました。
今日ははじめてのホテルでの朝ごはん。
部屋を出て食堂に向かうエレベータの中で一緒になったお客さんと[Guten morgen!!]
気持ちいい朝の挨拶
ホテルカイザーホフは朝食が充実してることでも有名。
こんな感じで種類が豊富。
ハムにチーズにお野菜に…。
乳製品も牛乳に豆乳にヨーグルトに…そのまま飲んでもいいしフルーツにかけても。
なんか小鳥のエサみたいな雑穀類(ゴマとか小麦とか、普通のコーンフレークもあったな)。
ミューズリーっていって、上にミルクとかヨーグルトをかけて食べるんだけど、おいしかった
毎朝これは欠かさず食べて、自分へのお土産にスーパーで買って帰って来た。
従業員さんがお茶かコーヒーか聞いてくれて、希望を告げると持ってきてくれる。
そのときは勿論[Danke schoen!][Bitte schoen!!]で
部屋に戻って、のんびり靴下とか洗濯してたら、あっという間に10時過ぎ。
まずい、今日は先輩とお昼をご一緒させていただくのに11時半に待ち合わせしてるのだけど、その前に行きたいところがあるのだ。
それは…パスカラティハウス
ベートーベンが1804年から1815年にわたって住んでいた部屋。
ここも絶対行きたいと思っていた場所の一つ。
時間がないので、地下鉄で行こう。
カールスプラッツ駅からU2に乗って、Schottentor-universtart駅下車。
すぐ近くにはウィーン大学があります。
駅で降りて…うろうろ迷いつつ…。
う~ん近いぞ近いぞ~。
わくわく階段を上り…、
発見!パスカラティハウス!!
左窓にいとしのベートーベンの肖像画がありますね
パスカラティハウスはここの5階。
人気のない階段をぜいぜい上っていきます。
薄暗くて怖いよ~。
入り口のところにはおじさんが一人。
[ticket bitte!!]というとニコニコチケットくれた。2ユーロ。
運命とか、のだめのテーマ曲になってる交響曲7番、「エリーゼのために」もここで作曲されたそう。
引越し魔のベートーベンは度々引っ越してはまた戻ってきて、パスカラティさんはそれを見越してこの部屋はベートーベンのために空けておいてくれてたとか。
ありがとうパスカラティさん…(←君だれ?)
窓からみた景色。もちろん当時とは違うだろうけど…この高い窓から外をみて何を思っていたのか…。
推敲のあとがみられる。汚い…。
部屋には試聴コーナーもあって、ベートーベンがかつて暮らした部屋で「フィデリオ」を聴けました。
至福の瞬間
時刻は11時過ぎ。そろそろホテルに戻らなくては。
これてよかったな
受付のおじさんに[Danke schoen!!]と元気いっぱい挨拶して、カールスプラッツにまた戻りましょう。