行ってきました空の散歩
酔っ払ってたわけじゃなく…空の散歩とはイコールパラグライダーのこと
日曜日、高校時代の親友麻衣と、茨城の石岡にパラグライダーしに行ってきたのだ。
初体験初体験
もともとやりたいって言い出したのは麻衣なんだけど、空を飛ぶって、人間なら誰でも一度は夢見ることじゃない？
「やらない？」って誘われて、「やるっ！！」って即答。
このひきこもりかつ三年寝太郎の私が、5時半に起きて行ってきましたよ
福島から車で南下してきた麻衣と、茨城で待ち合わせ。そのまま一緒にGO！
私たちがやる体験コースは、チャレンジ＆タンデムコース。
午前中は小高い丘から一人でふわっと浮かぶ練習をして、午後はインストラクターの先生と一緒に500メートルの上空を飛んじゃおうという、一日満喫コース。
受付を済ませたら早速他の体験者の人たちとインストラクターの人たちと丘へ移動。
おりしも天候は晴れっ
しかし…暑い…
暑いのに怪我防止に長袖長ズボン。
そんで頭にはヘルメット。
なおかつ私、昨日夜更かしして睡眠時間三時間…（←自業自得）
ああ…つらい…
（←早い）
一番最初は、あのパラシュートの開いたようなやつ（←講習受けたのに早くも名前忘れてる人）を走りながら上にあげる練習。
ハーネスっていうリュックを背負って、だだだって前に走るとあのパラシュートみたいなやつが上にあがるのだ。
リュックを背負ってスタンバイオーケー
インストラクターさんの、「走って！」っていう声に合わせて勢い良く走るっ…
けど前に進まなーいっ
重いのよあのパラシュートみたいなやつ。
それでも「走って！！」と呼びかけるインストラクターさん。「はい！」と私も返事だけはいっちょまえにどうにかこうにかヨレヨレ走ると、自分では見てないからわかんないけど無事に上にあがったようだ。
つ、疲れたー…オエッ
休む間もなく、パラシュートを背負って今度は駆け下りた分上にのぼらなきゃいけない。
だから重いんだってっ
ぜーぜー息を切らしながらパラシュートをずるずる引きずってると、インストラクターさんと麻衣が助けにきてくれた。
麻衣「運動不足すぎでしょ
」
インストラクターさん「しかもちゃんと持つ気もないしね
」って。
だって重いんだもん。（←ヘタレ）
次はいよいよふわっと浮く練習。
一回目はパラシュートが浮いたらすぐ閉じる動作をしたんだけど、次はそのまま浮くまで駆け抜けるのだ。
インストラクターさん「走って！」
私「はい！走る！！」
ヨロヨロ…
前に進まない…けど走る！！走る！！
ふわっ
う、浮いたーっっっっ
足がふわっと浮いて、地面につかないっ
私自分の身長より上くらいに浮いたよ。
うきゃーっうきゃーっっ！！
パラシュートを閉じて地面に降りると、インストラクターさんが拍手してくれた
丘の上に戻ると、麻衣が「すごい浮いてたたね」って
三回目。なんかこの日は風があまりなくて、麻衣が挑戦したときは完全無風で失敗。
次ぎ私の番。風ー！！吹けーっっ！！
だだだって走る。浮かなくても走る。そしたらまた浮いたっ！！
「浮いたーっっっ
」
今度はさっきより高い＆長いぞ。
おいおい、このままだとそのまま飛んでっちゃうよ。どうしたら降りれるの？
パニくってた私の耳に、インストラクターさんの、「ひもひいて！！ひいて！！」との必死な声が…。
さっきからずっと声かけてくれてたのに舞い上がりすぎて気付けなかったみたい。
ひもひいたらがくっと地面に落ちた。いてっ
「もう、ひもちゃんとひかないとこういうことになります」っていうインストラクターさんの呆れた声が。
「さっきよりいっぱい飛びました！！」
興奮してそれどころじゃない私。
飛ぶってああいう感じなんだ～
かいかーん
しかし飛ぶのは気持ちいいんだけど、毎回あの重いの引きずって上にあがらなきゃいけないのはなんとかなりまへんかね。。。。
スキーみたいにリフトつけていただけると…
汗だくだわ寝不足だわで貧血っぽくなってきた…。
途中座り込んでへたってたら、ちょうどいい具合にお昼休憩に入ることに。
インストラクターさん「午後はタンデム（二人乗り）だよ」
私「イエーィ５００メートルっ
」とガッツポーズしたら、インストラクターさんもノリノリで「500メートルッ」ってやってくれたあざーすっ
お昼ごはん食べて、次は車で30分位かけて山の上に移動
がたがた揺られながらついた山の上。
え…ここ…
５００メートルって…こんな高いの…？？
私「え、ここから飛び降りるんですか…？」
インストラクターさん「そうですよ」（あっさり）
見てください、上空５００メートルの眺めを…。
丘の終着点の下は崖ですよ。青々とした森林が眼下に広がってるだけの…。（もっと崖っぷちでとればよかった…）
私と一緒に飛んでくれるパイロットさんはノリノリのおじさん。
「へーい！飛ぶぞ～
」
いやいやいや…。
麻衣と先を譲り合い、負けた私、最初に飛ぶことに…。
私「あの、緊張して気持ち悪くなってきました…」
パイロットさん「はっはっは！！飛ぶぞ～」
いや、だからさ…。
気持ちの準備がまだ整ってないっちゅうのに、パイロットさん、容赦なくカウントを…。
「１、２、３！走れ～」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ」
もう私、清水の舞台から飛び降りるつもりで走りました
飛び降りてやるぅぅぅぅぅぅっっっっっっ！！！
と観念して飛び出した瞬間、
浮いたぁぁぁ～～～～～～っっっっっ
うわーーーーーーっっっっっ飛んでるーーーーーーーっっっ
遥か遠くの眼下に広がる森林！！遠くに見える丘！！家々！！！
私飛んでるーーーーーーーーーーっっっっ
下から見ると、本当に鳥みたい
本当はパイロットさんが空の上で腕を伸ばしてとってくれた臨場感溢れる写真もあるんだけど、お見せできる顔じゃないのが残念
最初はパイロットさんの「ほぅら万歳してみよ～！！」というからかいにも「ひぃぃぃぃっ無理ですぅぅぅ」と言ってパラシュートにしがみついてた私だけど、慣れてきたら気持ちよくて気持ちよくて…
そっと両手を離して、鳥みたいに伸ばしてみた。
パイロットさんも、「お、空版タイタニックだな」と言って、一緒に手を伸ばしてくれる。
私「ディカプリオですねー」と言いつつ、手を広げて、眼下を見下ろす。
本当に飛んでるみたい…
「上昇気流にのって上にいくぞー！！」とパイロットさん。
なんか「耳をすませば」でそんな台詞あったよね？バロン男爵の…
振り向くと、飛び出した丘よりさらに上に上にあがってる。
夢のような体験だった。
空を飛べたら気持ちいいだろうなっていう子供の頃の夢がかなっちゃったよ。
時間にすれば１０分弱だったんだけど、もう一瞬一瞬が宝物のようで…
気付けば…
パイロットさん「ほら、そろそろ降りるよ。準備して。」
え？準備？
おうおうおうおう…まわるまわる目がまわる…
急降下
え、ちょっちょっちょっちょっちょ…。
最後止まらず走り抜けろと言われたけどこんな早くっちゃ…。
ぶへっ転んだ。。。
あ～でも気持ちよかった～
「お友達もそろそろ降りてくるよ」と言われ、振り向くと、降下中の麻衣の姿が…。
どれ、その勇姿をパチリ
麻衣は着地もうまかった。さすが運動神経抜群
二人で超～気持ちよかったね！！って大満足
（帰るとき同じところから飛び立ったパラグライダーさんに、“飛び立つときの君の悲鳴、俺たち大爆笑だったよ！”って笑われた…）
パイロットさんたちと記念写真撮って、一日終了～。楽しかった
夜はそのまま、高校時代の友達で茨城在住の浩子ちゃんの家にお泊り。
仲良しグループだったようこちゃん、みゆきちゃんも合流して、みんなで合宿
浩子ちゃん夫妻の至れりつくせりのご馳走を肴に夜遅くまで宴会を楽しんだ。
今日は阿見のアウトレットでお買い物～。ワンピースとカットソーをお買い上げ～。
楽しかったから、そのときのことも書きたいんだけど、二日間の寝不足でさすがに限界が…
そうそう、来年結婚するようこちゃんの結婚式でまたもや余興をやることに…
昨夜頼まれちゃった。
何やろうかなーっと！！
今回叶えた空を飛ぶ夢。次はどの夢を叶えようかな
とりあえずは…寝て夢みよ…も～限界。。。おやすみなさい…
ってその前にお風呂と洗濯ね