「トムは真夜中の庭で」を読んだ。
「時の旅人」と同じイギリスの児童文学の名著。
過去に戻ってかつてそこに住んでいた人と交流するというのは「時の旅人」に通じる設定だけど。
うーん…。
全編に漂う暗さがどうもあんまり好きになれない…。
人が人を想う優しさとか思いやりが感じられない。
ハティの家族は冷たいし、主役のトムも、幾ら退屈とはいえ世話をしてくれるおじさんおばさんに対してあまりにも感謝の心がないような気がする…。
幾ら子供だって、たとえありがた迷惑なことでも、相手が自分を思ってしてくれることはきちんと感じるものだし、それを心から喜んであげられないことに逆に罪悪感を覚えるのでは…。
(唯一好きになったキャラクターは庭師のアベルかな。)
あとトムが物語が進んでいくにつれて庭園にのめりこんでいく様もちょっと怖いというか…。
一体何に対してそこまで執着したのだろう?
庭園そのものに対してなのか、ハティと遊べることなのか、過去にいけるという経験なのか…。
どうせ現在に戻ってきたらあまり時間は経ってないのだから、いれるだけ過去にいてやろうなんて、現実世界が逃避したいほど嫌な場所ならともかく、普通に家族に愛されている少年が思うのはちょっと病的ではなかろうか…。
「時の旅人」のペネロピーのように、過去で大切な人たちにめぐり合って交流を深めたとかならともかく、ハティがトムにとってそこまでの存在になっていたとは思えない。
私の読み方が浅いのだろうか??
ま、話は変わり。
今日のスチャダラの20周年記念の野音ライブに小沢君がサプライズ出演したそうで![]()
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キターーーーーーーッッッ![]()
って感じ。
実際行かれた方によると、手拍子の仕方もギターの弾き方も変わってなかったそう…![]()
ああ、もう日本にいるんだ…。
ライブまであとちょっと。
チケットとれたときはまだまだずっと先だと思ってたのに、もうあと二週間で会えるのだ。
嬉しい嬉しい嬉しい…![]()
早くあっというまに二週間経ちますように![]()
さてお風呂入って洗濯して寝ようかな
明日からまた一週間
がんばらねばー

