田村さんの記事を読んで、また、女子フリーの結果を見て、暗澹たる気持ちになった。
猫ジャッジよ。いくら欲に目がくらんでいても、踏み込んではいけない領域、決して汚してはいけない聖域というものは判別できるだろう…。（できないのか？猫だから？
）
もしフィギュアを少しでも愛する心があるのなら、どのような思惑があるにしろ、プルに不当に傷をつけてはいけないことは分かるはずだ。
プルを冒涜することは、すなわちフィギュアスケートそのものを冒涜すること。
先人たちが築いてきた技術の進化の象徴を土足で踏みにじること。
プルを不当に陥れてまで何を守ろうとしたのかは知らないが、北米の当事者たちは、フィギュア界に足を踏み入れることすら許されないような罪人たちだ。
女子で言えば真央ちゃん。現在世界で一人しか跳べないトリプルアクセルを持つ彼女を、大人たちの一時の欲望で潰そうとした罪は計り知れない。
真央ちゃんを潰したら、女子フィギュアの進化は止まる。
（ジャンプだけではなく、ステップ、スピン、スパイラル…全てのエレメンツで極限の美しさを求めて挑戦している。）
ISUが欲しかったものは、フィギュア界において未来永劫に燦然と輝く才能を守り、伸ばすことよりも価値のあるものなのか？
今日の金メダリスト（彼女自身に罪はないけど…。正直もう名前も見たくない）の銀河点。
あとに滑る真央ちゃんがどれほどの演技をしても追いつけないようにしたのがばればれの点数。
プレッシャーをかけて真央ちゃんのモチベーションを下げるのも目的だっただろう。
あんな点数をみて、誰がまともに滑る気になりますか。
銀河女王、GOE加点だけで１７点。アクセル２本分。（ちなみに男子トップのライサがGOE９．６４。しかしライサ…プルの抗議＆銀河女王の銀河点のあとだとますます薄い金メダリストになったな…）
それなのにアクセル２本を決めた真央ちゃんには本当に感服する。
私だったら滑るの拒否して荷物をまとめてとっとと日本に帰るわ。
（ついでにロシェの点もあり得ない。３－２しかとばずに２００点超えられるなら誰もアクセルなんか跳ばないって）
プルの抗議は間違っていない。正々堂々声を上げて戦うべきだ。
中には「充分真意は伝わったから、もういい加減にいいじゃないか」とか「見苦しい」とか意見してる人もいる。（正確には“いた”かな。女子SPのあとからやっぱりプルさんガンバレという声の方が大きくなったような…？）
でもそれは違う。
問題が起こったときに声をあげることは大事だが、それを言い続けることはもっと大事だ。
どんな採点をされても黙って耐えていたら何も変わらない。
黙って耐えることが美しいという概念は世界を相手に戦うときは捨てるべきだ。
耐えることよりも、声をあげる方が勇気がいる。
そして変わるまで叫び続けることは忍耐がいる。
でもそうまでしないと何も変わらない。
プルが多くの非難覚悟で、フィギュア界のためにその茨の道を選び取ったなら、ファンとしてはどこまでも応援したい。ってかむしろ救世主として感謝したい…。
普通の選手なら報復を恐れてとてもジャッジ様相手には戦えない。OB、OGの意見にはそこまで影響力はない。
現役選手として、報復を恐れず堂々と意見が述べられるのは、どんな魔の手にも奪えない栄光の記録を既に多数有し、いまだに他の追随を許さない技術を誇るプルしかいないではないか。
プル様…。あなただけが希望です。
しかしISUはバカだ…。
今回の結果、男子シングルも女子シングルも、非常に後味の悪いものになった。
ISUが誰を喜ばせたかったのか、誰を幸せにしたかったのかは分からないが、ここまでやりすぎてはむしろ「もう政治的駆け引きいやなんです～!誰か気づいて～！」って大声出して叫んでいるようなものではないか。
今までも充分不思議採点だったが、五輪で世界中の人の前で「ここさえ乗り切れば」と言わんばかりに大暴走して…。結果がソルトレイクの二の舞。いや、それ以上の不可思議判定。あまりにも異常だ。
あきれ果てる。好きな選手たちががんばっていなければ、とっくにファンなんかやめている。
現在、プルのHPでは、プルの採点を見直してほしいという署名活動が行われている。（※ファンが自発的にはじめたものであり、プル本人がよびかけたものではない）
日本からの署名多い（笑）真央ちゃんがいるのでルールに詳しいファンが多いせいかも。
日本以外にも世界各国から署名が集まっているようだ。
もしこのブログを読んでくださっている方で、署名をされたい方がいらっしゃいましたら下記リンク先からどうぞ。
①署名リンク先
http://
ロシア語だけどやり方は簡単です。
ページの 「VIOCES IN EVGENI PLUSHENKO SUPPORT」の下にあるOTBeTNTbという楕円形のアイコンをクリックする。
新しいウィンドウがひらくので最初に名前と名字 、次の欄"TeMa"となっているところにはタイトルを打つ。
（例：SUPPORT PLUSHENKOなど）
そしてその下の大きなボックスに
Your Name, Surname（名前）
Your Country（国）
Your City （市）
Your Profession （職業）
を入力。
最後に下にある2つのボックスのうち右側のOTnpaBNTbをクリックしたら署名完了です。