先日、ある年配の方からトルコのお土産に、ペンダントトップに加工されたトルコ石をいただいた。

子供のように屈託がなく、おおらかなその方は「本物だよ。」と言って得意げに値段まで教えてくださった(笑)

中には鑑定書がちゃんとついていて、頂くには恐れ多い、結構な値段のものだった。

しかしトルコ石…。

私はあまりアクセサリーは買わないけれど、持っているのは淡くてキラキラした色合いのものばかりで、トルコ石のようにしっかりした色のものは正直心惹かれない。
なんていうか、シャンプーでいえばメリットみたいな感じ?色が強すぎるというか…。

でもいただいたものは身に着けたいし、好きになりたい。

好きになるには、よく知ること。

というわけで、トルコ石について調べてみた。

別名ターコイズ。

石言葉(そんなのあるのね)は「成功」。
幸運と成功をもたらし、つけていると勇気が出る。

旅のときに身に着けていると、自分の代わりに難を受けてくれるので、身を守ってくれるという伝承が数多くある。(雷にあたったのに自分は無傷でトルコ石が代わりに割れていたとか)

なるほど。いいねいいね。
縁起は担ぐほうではないけれど、「身に着けてると災いをもたらす」といわれるよりは「幸運と成功をもたらす」と言われたほうがなんとなく気分はいいじゃない。

「自分で買うより、人に贈られたもののほうがより効力を発揮する。」
うん、あってるあってる。

ネイティブアメリカンの間では、その色合いから「地球を丸ごと包む大いなる空」の象徴とされてきた。

大いなる空の象徴…。いいね、なんてロマン溢れる石だろう。更に、それが説明されている文書の最後が素敵だった。

「トルコ石を持つということは、あなたは空の一片を手に入れたということになるのです。」

私の手に、一つの空。

この一文を読んで、トルコ石が大好きになってしまった。(単純…)

お天気が悪くて元気が出ない日は、空の一片をつけて出かけよう。



(※以前書いた記事を転載したものです)