いつまでも

そのままでいてほしい

あなたの大きくてきれいな茶色の瞳

私が順調なときには優しい意地悪を

落ち込んでるときにはからかいまじりの励ましを

ずっと隣で言い続けてほしい

普段不遜な言い方をするくせに
褒めると途端に照れだすあまのじゃくなあなた

その繊細で怯えやすい、
子供のような心をずっと大切にしてほしい

もう誰もあなたを傷つける人はいないのだから

「花が咲く春の木よりも、寒さに耐えている冬の木が好き」
「そのあどけない笑顔を、人のために使えるように」

知り合ってから今日までの長い長い月日の中で、
たまにもらった真摯な言葉は綺羅星のよう

時には受話器越しに大人気ないケンカも

普段は他の誰ともケンカなんかしない

だけどあなたとは

お互い何があっても嫌いになることはないと知っていたから

家族じゃないのに
家族のような存在

心から、大切な人

私を最大に理解してくれたあなた

いつまでもその優しさで私を照らして

そして永遠に

私の心の中で生きてほしい