前の記事を書いていたら
思い出した
小学校5年か6年のとき
おかんのお友達の「悦子ちゃん」って人と
映画を観に行く約束をした
でも、当日
「悦子ちゃん」は仕事のため
映画を観に行く約束はなくなった
妹はすっごい泣いた
行きたかったーーー
って、大声で泣いてた
私も悲しかった
初めて、映画館で映画を観るって体験だったから
何着て行くんだろ
どんな映画なんだろ
って、ワクワクしていた
だから、妹と同じ気持ちだった
でも、妹のように大声で泣いて駄々こねることはできなかった
おっかない顔したお母さんがいたから
おかんはあまり妹や弟は怒らない
私を怒るようには怒らない
だから
本当は泣きたいくらい悲しいのに
平気な顔をした
それどころか
「仕方ないよ、仕事なんだから。」
なんて、
お姉ちゃんぶって
自分の気持ちを
みんなにも、私にも見えない
異空間に飛ばしてしまった
「悦子ちゃん」は、今度行こうねって
妹をなだめていた
妹は、
「今度っていつ？いつなの？明日？」
って涙でいっぱいの目で
悦子ちゃんを見上げいた
いいなぁ
あんな風にしたい
でも…
そんなことをしたら
おかんに怒られる
口きいてもらえなくなる
ご飯食べられなくなる
そんなことできない
ああ、そっか
あの時、そういう風に
自分の中に法律みたいなの作ったんだね
ワガママ言ったら愛してもらえないって
自分の気持ちを言って困らせたらダメだって
そっか…
そっか…
でも…
本当は
私も行きたかったよーーー
映画楽しみにしてたんだよーー
お出かけできるのすごく楽しみにしてたんだよーーーー
嘘つきーーーー
バカーーーーーー
大キライーーーーーーー
ってなるくらい
楽しみにしてた
ありがとう
思い出させてくれて
神社の梅が咲き出した＾＾