中国共産党の政権下で、祖国を愛し闘う二人の勇者について。
〔1〕【新型コロナウィルス】武漢で公安警察に脅されながらも、独自調査を続ける陳秋実さんからの魂の現地報告
祖国のために、弾圧に立ち向かい真実を発信する事に命を懸けた青年。
彼が捕まる少し前に撮った映像から、
動画(26:17)から抜粋
私は本当に怖い。
前からはコロナウイルス。
後ろからは中国の法律の脅威が迫ってきている。
だけど、私は元気が出るように頑張る。
私がこの都市で生きている限り、リポートを続ける。
私が見たこと、聞いたことだけを伝える。
私は死を恐れない。
私が、中国共産党を怖がっているとでも思うか!?
1月24日武漢で、ある日本人のインタビューに答えた時の陳秋実さんの言葉
「私は移民したいと思っていない。なぜなら私は祖国が好きだからだ。
(私にとって)愛国というのは、日々『打倒米国、打倒日本』などと叫ぶのではなく、中国が様々な問題を解決する手助けをし、中国がより良くなり、
人々が幸福に暮らせるようになることであり、
自分は持てる力を使って国を愛したい。
だが移民してしまえば、祖国の手助けをすることができない、
だから私は移民できないのだ。」
〔2〕遺書~警鐘を鳴らした眼科医の李文亮氏
中国共産党がひた隠しにしていた新型コロナウイルスの存在。
中国湖北省武漢市で発生し、初めにこれに気付いた眼科医の李文亮氏(34歳)ら8名が
12月31日、真実の危機的状況をネットで発信し警鐘を鳴らしました。
李文亮氏らは「デマを流した」として警察当局に訓戒処分を受けました。
その後李氏自身も自らも感染し
2月6日、身重の奥様と幼い子供をのこしてお亡くなりになりました。
亡くなるまでご家族に会うことも許されなかったと言われています。
以下、遺書です。
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私は砂粒となる前に、故郷の黒土白雲のことが、また想い浮かんだ。
子供の頃を何度想い返したことか。
風は舞い降り、雪は真白だ。
生きられたら本当にいいのに。でも死ななければならない。
もう二度と妻の瞼に触れることもできない。
子供を連れて東湖の春の日の出を見ることもできない。
両親を連れて武漢大学の桜を見ることもできない。
白雲の深いところまで凧を揚げることもできない。
たまには、まだ生まれぬ子供の夢を見ることもある。
彼もしくは彼女は、生まれるやいなや、大勢の人の中から私を探す。
子供よ、ごめんなさい!
私には分かっている。あなたはただ、一人の平凡な父親だけを求めているということを。
それなのに私は、いつのまにか平民の英雄になってしまった。
まもなく夜が明ける。私は去らないといけない。
一枚の保証書を持って(李医師の病気を公傷にするという武漢市政府の証明書が出された)。
これは、私のこの世で唯一の携帯品だ。
私を理解し、愛してくれた世間のあらゆる人々に感謝する。
黎明の頃、私が山の丘を乗り越えるのを皆が待っていることを、私は知っている!
だが、私はもう疲れ切ってしまった。
この世で、私は泰山より重くありたくない。
また鴻毛より軽いことを恐れてもいない。
私の唯一の望みは、氷雪が溶けた後に、皆々が変わらず大地を熱愛し、
祖国を信じることだ。
春の雷鳴が鳴り響く頃、もしも誰かが私を祈念したいというなら、
ごく小さな墓碑を立ててほしい!
別に偉大だとか書くことはない。
ただ私という人間がこの世に存在していて、姓と名があって、
畏れを知らなかったと証明してくれればいい。
墓碑銘に添えてほしいのは、この一句だ。
彼は生きとし生ける者(蒼生)のために話をした
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真実を発信すれば命さえ奪われるかも知れない危険性を、彼らは分かった上で
初めから覚悟の行動だったと思います。
多くの日本人は、日本はこの中国のような国ではないから…と思われたかも知れません。
「隠れ植民地」の実態に気付こうともせず、
時間をかけ富と命を削られているのも知らず…すっかり腑抜けてしまいました。