続き。


●トランプもアベもわかっている

 

アメリカ・トランプ大統領は、香港デモに対し、具体的な解決案にこそ言及しなかったが、「デモを行う理由は理解できる。中国と香港はこの問題を解決できると確信している」と述べた。

 

おそらくは、デモを扇動している"指揮命令者"が誰なのかわかっているのだろう。しかし、内政干渉はできないので、具体的な事は言わず、あえて静観するつもりであると予想する。

・2019.06.13(ロイター)

香港と中国、条例改正巡る混乱解決できると確信=トランプ氏

https://jp.reuters.com/article/hongkong-extradition-usa-idJPKCN1TD2XR

 

また、日本側は、河野太郎外務大臣が、罪無き一般市民に向けたと思われるツイートをしたくらいで、リーダーである安倍晋三内閣総理大臣からのコメントは現在のところない。

 

当然の事ながら、アベもわかっている。だからコメントを発せずに静観をしているのだろう。

 

私はそう予想する。

 

 

ところが、そんな中、日本では不思議な現象が起こり始めていた。

 

 

●ぱよちん「香港加油」

 

ゴミクズの朝日新聞がこんな記事を上げてきた。

・2019.06.13(朝日新聞)

香港がんばれ! SEALDs元メンバーら 東京でデモ

https://www.asahi.com/articles/ASM6F4S0NM6FUHBI01V.html

 

 

SEALDsという"ぱよちん"たちが、「香港加油」「香港がんばれ」と声援を送り出した。

 

更に、あの山本太郎参議院議員もそれに加わり、前述のアグネス活動家とコラボレートwww

 

れいわ"深圳"組!

 

この時点でお察し案件のような気もするがwww

 

 

●保守層&ネトウヨ「香港加油」

 

そもそも、保守層は、大の中国嫌いである。

・中国ガー

・中国共産党ガー

・習近平ガー

・尖閣ガー

 

しかし、ナゼ「江沢民派」や「胡錦濤派」には触れない不思議www

 

そんなだから、保守系の政治ジャーナリストや虎ノ門保守論客、その信者の反中保守たちを中心にして、

「香港市民の自由・人権・民主主義を、中国政府や独裁習近平から守れ!」

「逃亡犯条例の改正案には断固反対!」

 

という論調になり、ついには「香港支援twitterデモ」と称して、「香港加油」「香港がんばれ」と声援を送り出した。

 

おそらくは、「逃亡犯条例」改正案の趣旨を正確に理解せず、単に保守論客やマスコミからの情報を鵜呑みにして踊らされているといういつものパターンw

 

まるで成長していない……

 

安西先生もビックリだw

 

 

●同じ穴のムジナ

 

それにしても不思議な現象である。
 
敵対し、相容れないはずのパヨチンとネトウヨの意見が、見事なまでに一致してしまったwww
 
ぱよちん勢力はあの時と同じ事を主張し、それに保守層やネトウヨまでもが中国憎しで同調している。
 
どっちが先に行動したのかは不明だが、最終的には「香港加油」という一つのベクトルで一致してしまったのだwww

 

普段は、朝日新聞ガーの保守層が、朝日新聞と同じ論調をかますという不思議さ。

 

ある意味、ものすごくわかりやすいッ!!

 

 

 

●そもそも「香港」とはどんな地域なのか

 

・江沢民上海閥の牙城 (習近平政権は掌握できていない)

・米国金融企業の第2本拠地の深圳市と隣接している

・クリントン財団への献金元

・中国の対内投資も対外投資も香港がダントツ!

・北海道の森林買収

・資金洗浄の温床 (米国金融、江沢民派、北朝鮮)

・租税回避地

・レバレッジ率が高すぎる

・米国ウォール街、英国シティに次ぐ国際金融都市

真っ黒すぎて草も枯れる。。。

 

 

●江沢民派の牙城

 

現在、香港を取り仕切っているのは江沢民派である。主に、張徳江や曽慶紅、キャリー・ラム行政長官らがいる。そして、江沢民の孫の江志成も。

 

中国最高指導部で香港を担当する韓正(チャイナ7の序列7位)は無派閥と思いきや、江沢民派の総本山である上海市をも任せられたほど江沢民からの信頼が厚い人物だ。ゆえに、彼も江沢民派と見たほうがよいのかも。

 

そんな地域である香港を、習近平政権は掌握できていない状態である。何か手を打たない事にはどうしようもないのは確かだ。だが、習近平の主張は一貫している。

 

※江沢民



 
※張徳江
 
※曽慶紅
 
劉雲山
 
※張高麗
 
※江志成
 
周永康調査の構図(2013年12月時点)
 
※現在のチャイナ7
 続く。