二ヶ月前の今頃は、
まだはるねは生きていた。

入院の手続きやらを終えて、
やっとちょっと寝た頃かな?

ただちょっと、機嫌の悪さと、
時々サチュレーションが下がるのを
心配して、採血してもらってた頃。

注射されて一瞬泣いたけど、
またすぐ寝てしまった。

あの時はるねの体に、既に何かが
起こっていたのかもしれない。

体が限界に近づいていて、
起きてられなかったのかもしれない。

かーちゃんも、なんか胸騒ぎはあった。

お別れになるなんて、
微塵も思ってなかったけど
ちょっと調子悪いんかなーって。

もしかしたら、酸素を持って帰ったり
することになるかもなーって。

でも、まだまだ生きられると思ってた。





あれから二ヶ月。

はるねのいない生活には、まだ慣れない。

でも、初めての月命日ほどの
ひどい喪失感は今はない。

また何かをきっかけに
感じるかもしれんけど、今はない。

このところ、はるねが自分の側に
いてくれる気がしてるから。



でも、会いたいなぁ。

抱っこしたいなぁ。

またおっぱいあげたい。

はるねの動作、表情、いっぱい眺めて
かわいいなー、おもろいなーって
ニコニコしたいな。

会えなくても、見えなくても、
触れられなくても、はるねは私の宝物。

大事な大事な娘。

大好きだよ。

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