~ 一番小さな魚はだーれ? ~ | てぃあの解体心書

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今日(11日)は久々の通院。

呼吸器科と精神科。

って、精神科は形だけだけど。

ま、んなことはいいんだ。

それより今日こんなコメントを見た。

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わかっている人にはもうわかると思いますが、この分野にまだ経験を積んでいない方々も見ていると思いますので、念のために、この分野の戦い方を伝えておきます。

被害者救済に力をかけると、精神医療業界の流れは全く進展せぬまま、患者は増大して被害はあふれだして、救われた人はごくわずか。
という結果になると思います。


例えるなら、
殺人鬼が変装して(白衣を着て)街を歩いていて、街の人たちは次々と殺されている。(薬物で)

あなたはその場にいて、その殺人鬼の変装を見破る知識があり、屈強な武術の知識ももっていて(CCHRの動画とか、統計数値とかの知識)、殺人鬼と対決しても負けない力がある。

なのに、あなたは殺人鬼が刺した被害者を手当するのに忙しくて、誰も殺人鬼を止める事は出来ず。

一人は救った。でも、その間に、15人くらい死んじゃった。

はじめから、殺人鬼を止めていれば…


まあ、こんなしょーもない例え話です。

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わたしはコレを読んで何だか震えました。

精神医療を改革しようとしている人達は

やはり小さな魚は食べてしまうのねと・・・。

で、これと重なった。

以前書いたかな・・・。

サバイバー・フェミニズムの中の一番小さな魚の詩。

詩の後半にちょっと()内の書き込みをしつつ・・・。

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
昔々、水の底深くに、魚の社会がありました。
その社会では、魚は自分より大きな魚ならたべていいことになっていました。
ですから、一番大きな魚たちは、ほかの魚たちに食べられることなしに、
魚を食べることができました。
中くらいの魚たちは、小さい魚たちを食べることはできましたが、
時には、大きい魚に食べられることもありました。
一番小さな魚たちは、ほかの魚を食べることは決して出来ずに、
いつも、食べられてばかりいました。
一番大きな魚たちは、これが公平かと尋ねられると、こう答えました。
「公平である。正義は存在する。」
中くらいの魚たちは、こう答えました。
「多分、公平であろう。正義は少しは存在する。」
一番小さ魚たちは、こう答えました。
「公平ではない。正義は存在しない。」
ある日、一番小さい魚たちのうち何匹かが、
小さい魚は女の魚で男の魚はみんな女の魚を食べて大きくなっていることに気がつきました。
それらの賢い女の魚たちはこのことを他の女の魚たちに伝えました。
そしてこの、『男性優位社会』と闘うため(精神医療と闘うため)に集まりました。
このようにして、フェミニスト魚の群れ(=school=『流派、主義』という意味とかけてある)
が誕生したわけです。
「私たちを食べるのを男の魚にやめさせるにはどうするべきか?」
「私たちが力をつけなくてはならない!」
「私たちが大きくならなければならない!」
(精神医療をどうにかしなきゃ!!あの悪徳医師の息の根を止めなきゃ!!)
フェミニスト魚たちは熱心に戦略について話し合いました。
「男の魚よりも大きくなるにはどうしたらよいか?」
「最も簡単に最も手早く大きくなる方法は、ほかの魚を食べることです」
(最も簡単に精神科医療の暴走を止めるのはあの医者の息の根を絶ってしまうことです。)
誰かが答えました。
「私たちのうちでも、多少の大小の差があるじゃないですか。
大きい方が小さい方の女の魚を食べて大きくなれば、
私たちは集団として、大きく強くなれることができます」
「それはいい考えだ」と、みんなは同意して、この群れの中では一番
大きい方の魚たちが、小さい中でもさらに小さい魚たちを食べ始めました。
(患者さんはどうしても弱っていて非力でしょうから残るのは周囲の支援者の方々でしょうか?)
みんなの中で一番小さな女の魚が抗議しました。
「私は食べられたくない!」
(誰も本当は食べられたくないと思いますが周囲の力に抑圧されて言えないかも・・・。)
すると女の魚は全員、その一番小さな魚を責めました。
「あなたはわがままよ!」と、みんなが言いました。
「あなたはこんなに小さいし、力は弱いし、役立たずよ。あなたが
私たちの運動に貢献できる方法は、大きいフェミニストの魚が
もっと大きくなれるように、自分を差し出すことだけよ」
(精神医療問題の被害者は自分を差し出すことだけしてれば良い?)
一番小さな魚は答えました。
「私は、ただ小さいからという理由で食べられるのは嫌です。だから
この運動に参加したのです。それなのに、今度は、あなたがたは、
男の魚にではなく、女の魚に食べられろとおっしゃる。
私は誰にも食べられたくはありません」
(そう、何のために死にもの狂いで頑張りここまで来たか解んなくなる!!)
すると、女の魚たちは、より激しく責め立てて、
「あなたは本当のフェミニストではないわ」と口々に言いました。
一番小さな魚は、力を振り絞って言い返しました。
「いいえ、私はフェミニストよ。フェミニストの魚よ。
だけど、あんたらは魚のフェミニストじゃないか!」
(「魚の」=fishy=「胡散臭い」という二つの意味がかけてある)

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

これと重なった。

そして思った。

上のコメントで言うならわたしもいつかそういう15人を救う為の一人として

食べられちゃうのかもね・・・。

と。




ま、もし精神医療問題の環状島の環境がそこまで劣悪だったら

わたしは黙っていられないだろうなと思った。



わたしとしては一人一人を救っていって

塵も積もれば山となるじゃないけど、そうなった時、

世の中が動くと思っているから。

医師を最初にっていうのは確かに合理的。

でも

その為に捨てるものがこの精神医療問題の中ではあって欲しくないと思った。



だからかなり哀しかった。

そして見捨てられ不安で傷ついたであろうこころの古傷も痛み

こんな冷酷な場所なんて要らない!!

と思えちょっと涙した。



被害者の言葉は何処に届くのだろうか・・・。

そう思えるちょっと途方に暮れる明け方午前5時のブログでした。