昔々、私が留学をしていたころ、今の主人といっしょに、
遠く離れていても、同じ月を見ながら国際電話をしたことがありました。
その後二人は結婚し、二人の子どもに恵まれました。
2人の子のうちの一人は地球の裏側に行ってしまったので、南側のベランダから、
昨夜の皆既月食を親子3人で見ました。
かつて離れ離れで見た月を今は一緒に見ているということ、
そこに、どこからやってきたのか、
当時はこの世にいなかったもう一人の子が一緒に見ているということを
不思議に、そして幸せに思っていました。
大昔には、こういうふうに、天体が色を失う現象は凶相とされたようですが、
今ではそんなことはありません。
地上から見たら想像もつかないような大きなエネルギーが
軽々と、星そのものを動かしているという事実を眼前に見て、
普段は気が付かないたくさんのことを家族でつぶやきあったのでした。
上の写真は、ソニーのデジカメで下の子が撮りました。
いつもは活躍しているiphoneカメラは、↓こんな写真しか撮れませんでした。
テレビでは何年に一度の天体ショー、みたいな言い方をしていますが、
それは私たちが空を見上げないだけで、
空はいつも、毎日、大きく大きく動いているんだな、とも思いました。
幸せは見えないけれど
見ないだけ
探せばみえる
冬の月食
アメリカにいる上の子に写真を送ったら、彼のいる場所では部分月食なのだそうです。
一緒に見ることはできないけれど、その月を見てみるよと言っていました。


