一国の総理大臣と言うのは大変です。
失言を手ぐすね引いて待っているだけでなく、あえて仕掛けようとしている多くの悪意の中にあって、一国のかじ取りを安全に行なうのは大変なことだと思います。
ちょっと運もなくなりつつあるのかな、と思うのは、北海道の知事さんが全校閉鎖をうたって大歓迎されたこと。
翌日安倍さんが全国に同じ要請をしたら、今度は学校閉鎖の不満は一斉に安倍さんに向けられたこと。
北海道の決定については、北海道の知事に対してその不満や制度の不備を訴えなくてはなりませんが、マスコミも集団心理もそういう動き方はいたしません。
とても情緒的に物事が動いていく国情にあって、冷静さが欠けている国民性のなかでの安倍さんの梶取に私は同情いたします。
私は安倍さんと言う方は、たいへんに優秀な宰相であると思っています。
余人をもって代えがたいバランス感覚と積極性、学習能力をお持ちの方だと思っています。
そして何より、裕福な家の出身だからこその、我欲の少なさはとても好感を持っています。このかたは、政治的地位を利用して小銭や名誉を得るような行動はしないと思います。
先日も書きましたが、インフルエンザの感染者数は日本だけで毎年平均1000万人。
死者数は日本だけで1万人に及ぶのだそうです。
そして2020年第8週のたったの1週間だけで、インフルエンザ発症者数は30192人だと厚生労働省のサイトで確認できます。これでもインフルエンザに「パンデミック」などという煽情的な表現はいたしません。
対して新型の感染者数は国内で254人。死亡者数は6人です。
インフルエンザでこそ、今の新型ウイルスの1000倍以上騒いでしかるべき状態だと私は思いますが、これがマスコミ主導のパニックなのだと思います。
ところでパニックはどうして起こるのでしょうか?
パニックは自分の安全や利益が損なわれようとするときにおこるものだと思います。
ところが一方で、シリアの内戦の中で反政府軍の地域に最後まで病院に残ったお医者様などは、何千もの遺体に囲まれ、何万もの手足の飛んだ負傷者の中で、猛烈な使命感を奮い立たせて戦っていらっしゃり、およそパニックとは程遠い生き方を示されていました。
パニックのしやすさは個々人の資質によるものです。
もしかすると、自分の損得への執着度とパニックのしやすさには関係性があるのかもしれないと考えたりもします。
ドラッグストアの店員さんが、お客さんが怖いと言っている記事も読みました。
普段は善良な人間をして、かくも怖い存在に変えてしまうのは何なのでしょうか?
普段は隠れていて見えないものが、こういう不測の時には表面化するものなのかもしれません。
トイレットペーパーやテッシュが無くなることは、我が家にも不便なことですから列に並んでとりあえずは買いました。
そして私は時間に余裕がありますので、散歩しながら、あちらこちらのドラッグストアを回って、ティッシュなどが出てくるときには買っています。
開店が9時の店、10時の店、10時半の店、といろいろありますから、それに合わせてお散歩しています。
そして、買えたときには、近所の人にお分けしています。
買いしめして、高値で売る人たちへの私なりのささやかな抵抗です。
そして多くの人が他者にも分けるような気持で行動すれば、マスク騒動もなくなるのではないかと勝手に思っています。
どこまでも暇なのでできることです。