姫路城*
おはようございます。
正月に
姫路城に行ってきました。
日本が誇る世界遺産のひとつです。
みなさん
ご存知だと思いますが
只今
平成の大修理の最中。
上の画像は
ウィキペディアからお借りしました。
天守工事中のお城なんて
見てもつまらないかなぁと思ったのですが
ふと思いついて
(寒い中子供を連れて行きたい場所がなかったとも・・・)
行ってみたのですが
予想以上に
興味深かったです。
現在はこんな感じ。
天守閣すっぽり覆われています。
上部の
白くなった部分、七階八階が
見学スペースになっています。
見上げると
かなり大きいですね。
8階の様子です。
正月なので
作業されている方はおられませんが
瓦を丁寧に手作業ではずし、
分類する様子の映像が見れました。
うろ覚えですが
瓦一枚
2~3キロあるそうです。
これだけ多数の瓦が乗っているのに
阪神淡路大震災でもびくともしなかったのは
城の骨組みがしっかりしていたからに
他なりませんね。
(多くの天守閣が無くなっているのは
時代を経て
瓦の重みなどで
城が崩れてきたりしてきたこともあって
取り壊されたことも多かったようです)
しかし
やはり耐震に考慮して
より耐久性を高めるように
瓦の軽量化を図ったり
柱を補強したりするようです。
作業の模型です。
7階部分では
白い壁についての
説明がありました。
とある本で読んだのですが
姫路城の漆喰の壁。
ものすごく厚化粧で
維持にも大変なお金もかかるそうです。
当時としても
白肌のお城は
他のお城を威圧する雰囲気があったようですね。
また
去年の大河「江」の娘
千姫が
大阪夏の陣ののち
家康の計らいにより
新しい夫と過ごした場所でもあったそうです。
残念ながら
子にも
夫にも先立たれ
晩年は関東で過ごすことになったそうです。
修理工事のプロセスが公開されています。
屋根の上の鯱。
火除けのお守りだそうです。
画像では大きくは見えませんが
実際は
高さ187センチ
重さは
300キロ弱あるんですって。
こちらは江戸時代のもの。
明治、昭和と
作りかえられてきたものが
展示されていました。
大天守だけで
11体の鯱瓦があるそうで、
うち9体は洗浄してまた使用し、
2体は
作りかえるそうです。
学生のころは
日本のお城になんて
まったく興味がなかったのですが
当時の
技術の素晴らしさ
見れば見るほど
奥深いものがあります。
姫路城、
どうせ天守に登れないからなんて言わずに
機会があれば
訪れてみてくださいね。
オススメは
桜の時期です。






