春めいてきましたね。

今日はダウンコートではなく、ウールのコートを手に取りました。

このまま暖かさが続いてくれるとありがたいのだけれど。

 

 

 

 

 

 

 

先日、待ち合わせのタイミングが合わなくてぽっかりできた

40分の空白の時間。

カフェがいっぱいだったので逃げた駅ビルの本屋さん。

そこで出会った一冊。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語の勉強をした時に、動詞の変化

現在、過去、未来だけでもぐったりしたのに

ラテン語の場合、例えばdoなら80の変化が

あるそうです。

信じられない!!

その上、今は使われていないからネイティブから

教わることも、日常で触れることもありません。

そんなラテン語。




どんな人が興味を持っのかページを繰れば

カッコよく思われたいなんて!笑

そして、それを肯定してくれる先生が筆者です。


 


言語を切り口にしながら、文化や歴史を伝えてくれます。

とは言え、堅苦しさはありません。

序文と1つ目のテーマを読み終えたら、目次をチェック。

興味のあるタイトルから目を通しました。

小説でなければ最初から読まなくても良いと、私は思っています。

わからなければ、戻ればいいんです。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めに選んだテーマは食事。

これは素敵…と気に入ってしまい、ブログのタイトルを変更することに❤︎

 

 

 

 

 

2つ目は年齢。

ここで、今までもやっとしていたことが腑に落ちた気がしたので、

少しお付き合いください。

 

 

 

ライフスタイルの本、私はフランスの方が好みで手にすることが

あるのですが、いくつになっても恋をする、女であるべき、と

書かれていることが多くて、ちょっと盛りすぎかなと思っていました。

そうは言ってもね…と。

 

 

 

筆者もイタリアで学んでいた頃に若者扱いをされ、違和感を感じたそうです。

そこからの考察がおもしろい。

 

 

 

・ローマ法では若者を20歳〜45歳と定めていたこと

・ラテン語では年代別の呼称があること

・この年代別の呼称が認識の土台になっていること

・さらに当時の平均寿命を鑑みれば、若者という呼称が

 いかに広範囲かがわかること

 

 

 

若者の定義を広くしていたのは、兵役のためという暗い理由では

ありますが、一方で年齢に対して寛大になっているのではないかと

しています。

だから、イタリア人が言う”まだ若いよ!”はお世辞でも慰めでもなく、

本気でそう言っているのだと。

 

 

 

 

イタリアがこうなら、きっとフランスの方もそうなのかなぁと

思いました。

人生ほぼほぼ若者なら、いつでも恋ができますね。笑

自分自身の思い込みや、概念、経験則が覆るこういう瞬間が

たまらなく好きです。

 

 

 

今、私は新しい知識を手に入れました。

じゃあどうする?と自分に問います。

まずは年齢を理由に諦めていたことに目を向けてみてもいいかも。

知識を深めるのに、他言語でこういった切り口の本がないか

探してみる?

それとも、海外の子ども向けの雑学の本?

誰かにこうしてシェアするのも楽しそう。

 

知識を増やすだけじゃなくて、生活を豊かにして、

誰かの背中を押すお手伝いができたら良いと思いました。

 

 

kino