「呪文」 | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

 

呪文呪文
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星野智幸さんの

「呪文」を読みました。

 

松保商店街は活気を取り戻すため

若い経営者を積極的に

受け入れてきたが、

多くが資金難のためまた閉店に追い込まれていた。

 

メキシコでトルタを学んだ霧生の店も

閉店は時間の問題だった。

 

そんな中、クレーマーのブログで

図領の店「麦ばたけ」がひどい書かれ方を

したため、ますます客が途絶えてしまう。

 

 

読書会でオススメ頂いた本です。

予測できない結末ということで

あまり詳しく書けませんが

序盤の内容からは想像できないラストでした。

 

序盤抜けた辺りから

なんだかいやーな気配が漂ってきて

あっという間にのまれてしまう感じですかね。

 

視点の切り替わり多くて

読みにくいところもありましたが

不思議な読後感が

面白い一冊でした。

ありがとうございました。