「デジタル遺品」が危ない | 本の話がメインのつもり

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「デジタル遺品」が危ない: そのパソコン遺して逝けますか? (ポプラ新書 は 3-1)/ポプラ社


萩原栄幸さんの
「『デジタル遺品』が危ない」を読みました。


もし突然自分が死んでしまったら。

ネットバンキング、SNS、オークション、
FX、証券、株などの
膨大な個人情報やパスワード、
もしかしたら会社の大事な資料などなど
そのままにしておけば他人に迷惑をかけるものも
パソコンの中にいっぱいあるはず。

そんな「もしも」にそなえて
どんな備えができるのか
逆に家族が突然いなくなってしまったとき
パソコンの何をチェックすべきなのかを
例を交えて解説しています。

薄々死んだらどうなるのかなーとは
思ってましたが
具体的な例が出ていて
かなり実感がわきましたよ。

わたくしは株もFXもオークションもやってないですが
やっている方は要注意のようです。
そういう取引の存在すら知らなかった家族に
いきなり膨大な借金を背負わせてしまったケースなどが
例として載っていました。

放置されたブログやSNSのアカウントは
のっとられて詐欺に使われてしまうケースも
多いようです。

とにかくいきなり自分がいなくなっても
家族がデジタル遺品の整理に困らないように
関連のアカウント、パスワードを
すべて紙に書いて遺書とする方法が
今のところいいみたいですね。

影響されやすいので
さっそく大晦日から
遺書の準備をしてしまいました……。
何かおめでたい日に死ぬみたいな気分になって
微妙でしたが
案外自分が今何をやっているのか
把握できていい機会でしたよ。