「しにんあそび」 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

しにんあそび (光文社文庫)/光文社


福澤 徹三さんの
「しにんあそび」を読みました。


「しんにんあそび」(表題作)
知美は女子4人の同窓会で泥酔し
目を開けると真っ暗だった。どうやら真四角の部屋に
いるようだが。他の3人も部屋の中に倒れていた。



ちょっと怖くて不思議な短編集です。
怪談っぽいものもあれば
人間のドロドロによる怖さもあり
またちょっとテイストの違う笑える(?)掌篇も
あったりして。
1冊でたっぷり楽しめる本でした。

背後が寒くなるような話は
あんまりなかった気がします。
怪談耐性がついちゃったんでしょうかね。
どちらかというと不思議な印象の
短編の方が多かったような気もしますが。

短編はさらっと楽しめるので
いいですね。
また福澤氏の短編集読みたいです。
次はもうちょっと怪談よりのものがいいですかね。