「殉愛」一気に読める。話題の本 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

殉愛/幻冬舎

感動:かなしいねかなしいねかなしいね /5
ぐいぐい読める:ワクワクワクワクワクワクワクワク /5



百田尚樹さんの
「殉愛」を読みました。


大阪で活躍された
歌手・タレントのやしきたかじんさんの
闘病生活、食道ガン発覚前に出会った
奥様との思い出が
作家の百田尚樹さんの手で綴られています。

大阪で主に活動されていたとのことで
お名前を存じ上げなかったんですが
ものすごく人気のあるタレントさんだったらしいですね。

まぁ、ネットで検索すると
わいわいとにぎやかなサイトが
いっぱい出てまいりますが、
すべてをシャットアウトして
純粋にお話として読めば感動できます。

お金やら利権やらが絡んで
なんだか恐ろしい話題の本ですが
百田氏の文章の吸引力は
認めざるを得ない作品ですよね。

こうなるともう世の中、
何が本当かわかりませんので
全部フィクションだと思って楽しみます。

そもそも一般庶民にとって
こういう生臭い話題の
何が真実かなんて
そこまで重要じゃないですな。

だいぶ話がズレましたが
おもしろかったですよ。