「猫にかまけて」猫尽くし! | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

猫にかまけて (講談社文庫)/講談社


かわいい:3737373737 /5
泣ける:かなしいねかなしいねかなしいね /5


町田康さんの
「猫にかまけて」を読みました。


読書会のスタバde朝活主催の
ちゃぁりぃ氏にお借りしました。
いつも町田作品をありがとうございます。

こちらは町田氏のお宅の
猫ちゃんのお話ばかりの
エッセーです。

笑いあり、涙ありで
大満足な1冊でした。

家族である猫ちゃんを
”1匹”ということにもためらいをおぼえる
町田氏の猫愛がすさまじいですよ。

大暴れするココア、ゲンゾー、ヘッケ、奈奈の
4頭(”頭”はOKらしいです)に
頭があがらない様子の町田さんです。
そんな賑やかな日常があるので
病気をしたりすると悲しさもひとしおなのですよ。

懸命に看病する町田さんと奥様、
優しい方だなぁ、と
思ってしまいます。

何だか猫が欲しくなってしまいますね。
犬がいるので飼えませんが、
猫も好きなんですよね。

そういえば、
猫派、犬派って話題になると
ちょっと居心地が悪くなるんですよねー。

「犬派です!」っていうと
猫に批判的だと思われそうなので。

普段、猫よりも犬の方に親しんでますが、
決して、ちまたでいうように
「猫よりも犬の方が……云々」という考えはなく、
チャンスがあれば、猫ちゃんとも暮らしてみたいと
思っているのですよ。


「犬派猫肯定思想です!」って
今度言ってみようかしら……。