「カンナ 京都の霊前」最終巻! | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)/講談社

高田崇史さんの
「カンナ 京都の霊前」を読みました。


婚約者の聡美を傷つけられ、
諒司、竜之介の裏切りに遭い、
丹波、忍者犬のほうろくも怪我を負う。

得体の知れない敵に
甲斐の苛立ちは募るばかりだった。

そして、
甲斐は貴湖、ほうろくを連れ
波多野村雲流、謎の組織「玉兎」の
入り乱れる京都へと降り立った。



神社の跡取りで
忍者の家系の甲斐くんの物語、
いよいよ最終巻です。

忍者同士の戦いも盛り上がりましたし、
別シリーズの主人公たちが
登場したり、話題に出たりと
サービスシーンもよかったです。

そういえば、QEDシリーズにも
甲斐くんのお兄さんとか出てたんですよね。
読み返さないといけないです


そして、今回の歴史ウンチクも
おもしろかったですよ。
天皇について
主に5、6、7世紀くらいですかね。
アレコレ、ありました。

何かあまり知識ないんで
よく分からないんですが、
こういう話題って、何か、怖い人たちに
囲まれたりしないのかな……。

しかし、このシリーズは
他シリーズよりも
かなりライトに読めるので
肩がこらなくていいんですよねー。

まぁ、肩がこるほどの
ウンチクも好きですけどね。

このカンナシリーズも
続編の余地がありそうなんですが
出ませんかねー。
QEDももっとやって欲しいですし。

高田作品には
とりこにされますよ。
もう未読作品が少なくなってきて
手に取るのが怖いです。