夜の写真展 第82夜(寺) | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

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深夜に初詣に行って参ります。

お昼に外出したとき
すでにものすごく寒かったので
不安なのですが……。

二年参りって
列に並んでいる間が
一番辛いんですよね……。

0時になるまで
列が動かないですからね。
神様にご挨拶するために
いきなりの試練ですよ。


今年最後の写真展は
京都の高桐院をご紹介です。

……ちょっと写真展の存在を
忘れてました。

忘れてたので
新コーナー「三十路女子が行く!今日の神社仏閣」を
始めようかと本気で思ってました。
思い出せてよかったです。


はい。
高桐院です。






大徳寺の中にあります。
この表現が正しいのか不明ですが。

何か寺の集合住宅地みたいな状態で
(無礼ですみません……)
門をくぐったら
ステキな建物やお庭がいっぱいあって、
その中に「高桐院」があって、
ガイドブックの写真も
いい感じだったので入りました。


この竹の庭。
カッコイイですよね。





後からパンフレットを読んだら
大徳寺って茶の湯に深く関わっている
お寺さんのようですよ。

ちなみにこの高桐院は
細川家の菩提寺だそうです。



お座敷もステキです。





千利休の――関係があるとか
そんな感じの書院(?)です。 
意北軒(いほくけん)というそうです。↓↓




昔って感じですね。

千利休の邸宅を移築したらしいので
相当なものですね。



お茶室もあるんです。
松向軒(しょうこうけん)というそうです。



うーん。
わびさびー。





そして、このお庭が
むちゃくちゃ気に入りました。
木漏れ日の具合が素晴らしいです。






右隅っこにあるのが
細川さんが千利休にもらった春日灯籠の
レプリカらしいです。
本物はすぐそばにありましたが……。







わびさびー。






わびさびー。





これが本物の春日灯籠らしいです。↓






細川忠興さんが
千利休さんにもらったんだそうですよ。
それを墓標にしたという言い伝えでございます。

豊臣秀吉さんもこの燈籠を
欲しいっていってたのに、
細川さんにあげちゃったみたいです。

そんなに魅力的な燈籠なのですね。
しかし人間関係が難しいのは
今も昔も同じでございますな。


忠興さんの奥さんガラシャさんも
こちらに埋葬されているらしいですが
ガラシャさんのお墓は
他にもあるみたいですね。

この辺、
よくわからないです。




こういう水辺でよく話を聞くのが
加藤清正さんですね。





このつくばい、清正さんの
贈り物だそうです。 ↑↑

苔の緑に
もみじがキレイですねー。

つくばいってお茶室の庭には
必須のアイテムらしいです。
何に使うんでしょうかね。
ここの水を汲むのかしら……。


とにかく庭の美しさに
見ほれてしまった高桐院でした。
是非ともまた行きたいですね。



さて、高桐院の
ご朱印で締めようと思います。




来年もよろしくお願い致します。




ガラシャ/宮木あや子 新潮社