「太陽は動かない」スパイどきどき | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

太陽は動かない/幻冬舎

ワクワク:☆☆☆☆ /5
一気読み:ワクワクワクワクワクワク /5


吉田修一さんの
「太陽は動かない」を読みました。


AN通信の鷹野は大きな利益を生む
油田の開発事業に
CNOXとアンディ・黄が乗り出してこないことを
不審に思っていた。

ホーチミンのホテルでの射殺された
真島という男の件も気になる。

鷹野と部下の田岡は
調査を進めたが……。


産業スパイのお話です。

序盤はいろいろな
出来事が一気に展開して
混乱しましたが、
それぞれが急速につながる
後半はドキドキノンストップの
アクション連発です。

主人公は情報を高値で売る
謎の組織AN通信の
メンバーで、渋カッコイイのも
魅力ですね。


政治経済には詳しくないので
リアリティの面では
どうなのか判断できないですが、
こういう情報戦みたいなの
本当にあるのかしら……。

スパイ、かっこいいです。