「盛り塩のある家」ジワジワ怖いです。 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

怪談実話 盛り塩のある家 (幽BOOKS 怪談実話)/メディアファクトリー

後からくる:46464646 /5
読み応えがある:ワクワクワクワクワクワク /5


福澤徹三さんの
「盛り塩のある家」を読みました。


怖い話がいっぱい載ってます。
怖がりのクセに
定期的にこういう本を読んでしまいますよ。

福澤氏のこの手の本は
実は2冊目で
前に「黒い百物語」というのを読んでいたんですよね。

読む前に何となくアマゾンで前評判を
見てみたのですが、
その「黒い百物語」と同じ話の収録が多いため
イマイチ評価がよろしくないようでした。

しかし、読んだ話を忘れることには
定評のある私(どこででしょうね……)
全然気にせずに読みました。

同じ話なんてあったっけ……?

――と、前回同様震えながらの
読了です。

やはり1つ1つの話は
大したことないんですよ。
へぇ、不思議だねってくらいで。

そこで人が死んだから
お化けが出るとかいう
単純な因果関係がある話の方が
少ないんですよ。

よくわからないけど、
不思議なことがあった、妙なモノが出た、と。

それが、後から
ジワジワと効いてきます。

意味不明さが不気味に
せまってくるんですよね。

前回同様、
一気に読んで後悔しました。

背後が怖くて怖くて……。