「アカネちゃんの涙の海」最後です | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

アカネちゃんの涙の海 (講談社文庫)/講談社

涙:202020 /5
感慨深い:42424242 /5

松谷みよ子さんの
「アカネちゃんの涙の海」を読みました。


アカネちゃんは3歳になりました。
お誕生日のお昼
一人でお留守番をする
アカネちゃんのもとにおおかみが
やってきました。
パパおおかみでした。


モモちゃんシリーズの
文庫本最後の一冊です。

naminnieさんにお借りしました。


今回も、現実とメルヘン世界が
不思議に絡み合ってますね。

モモちゃんは大きくなって
あまり登場しなくなりましたが
アカネちゃん、黒猫のプー
靴下のタッタちゃん、タアタちゃんは
相変わらず大活躍でした。


そして、パパはママと離婚してから
フェードアウトしていきそうに感じたのですが、
今回は離れて暮らしても
やはりパパは二人のパパだったんだなぁと
思える結末でしたね。

完結まで28年間続いたシリーズと
巻末に書いてあり、
驚きました。

壮大な物語だったのだなぁと
感慨深いですね。

初め赤ちゃんだったモモちゃんも
中学生になり
口調も変わっていました。

こういう変化を見ると
ついまた確認しながら
読みたくなってしまいますね。

naminnieさん
ステキな作品をありがとうございました!