「怪談」 ようやく読みました。 | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

怪談/国書刊行会

怖い:0202 /5
興味深い:☆☆☆☆☆ /5


ラフカディオハーンさんの
「怪談」を読みました。


有名作品で、しかも
いっぱい話が収録されているので
あらすじは飛ばしちゃいます。

みなさまもよくご存知と思います
「耳なし芳一」や「むじな」、「ろくろ首」などが
収録されています。

小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが
奥様の節子さんに
聞いた話を独自の解釈を加えて
文学作品に仕上げたものだそうです。
(↑ウィキペディア情報)

Mirokuさんに頂いた本
くもはち」と「坊ちゃんの時代」で
明治時代が気になる今日この頃……。

ようやく有名な「怪談」を
読了と感無量です。

この作品、不思議なイラストが
添えてあって
雰囲気がありました。

西洋画に妖怪画が
奇妙に組み合わされていて、
何ともいえない趣きです。

どこかで聞いた事がある話なので
ゾッとする怖さはあまり感じませんでしたが、
不思議な魅力を感じる名作ですね。


これを現代版に
アレンジした柳公司さんの「怪談」と
合わせて読むとおもしろいかも、ですよ。

怪談/光文社