「GOSICKⅢ ゴシック3」 3! | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫)/桜庭 一樹

かわいい:あったか気分あったか気分あったか気分あったか気分 /5
謎とき:171717 /5


桜庭一樹さんの
「GOSICKⅢ」を読みました。

ブロ友のnaminnieさんから
全巻お借りしましたので
GWを利用して、最後まで一気に読みました。

こちらはシリーズ3作品目です。
過去の記事はコチラ↓
GOSICK
GOSICKⅡ
GOSICKs」←番外編的なもの


1924年ヨーロッパの小国ソヴュールの
聖マルグリット学園に留学した
日本人・久城一弥は
姉の瑠璃からの手紙で
<青い薔薇>をはじめ
様々な買い物を頼まれてしまう。

風邪をひいてしまった友人・ヴィクトリカを
置いて首都ソヴレムのデパートまで
買い物に出た一弥だったが、
そこで不思議な事件に巻き込まれてしまう。



ヨーロッパの架空の国を
舞台にした物語です。

天才的な頭脳をもつ美少女ヴィクトリカと
心優しい東洋の少年久城一弥が
事件の謎を解くというシリーズなのです。

今回はデパートの試着室で
人が消えるという怪談話の
真相を明らかにするというお話でした。

ライトノベル調の軽さですが、
さすが直木賞作家の桜庭さんだけあって、
かなりの引力を感じます。

とにかく先が
気になっちゃうんですよね。

そういえば、桜庭作品で
先が気にならなかった作品って
ちょっと思いつきません……。

ヴィクトリカと一弥の
かわいらしいやり取りも
いいですね。

naminnieさんの影響で
桜庭さんのツイッターも
こっそり覗いているのですが、
この作品のかわいらしさが
何だかすごく腑に落ちる、
魅力的なツイートをしていらっしゃいますね。