「舟を編む」辞書欲しいです。 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

舟を編む/三浦 しをん

アツい:ワクワクワクワクワクワクワクワク /5
おもしろい:笑2笑2笑2 /5


三浦しをんさんの
「舟を編む」を読みました。


定年を控えた辞書編集部の荒木は
自分の後任となる人材を探していた。

辞書編集部のチャラ男・西岡が
営業部にぴったりの男がいるというので
さっそく引き抜く。

馬締光也は確かに辞書編集において
驚くべき才能を発揮した。

玄武書房の新しい辞書「大渡海」の完成を目指し、
馬締、荒木、西岡、松本先生たちが
それぞれの力を尽くす。



のめり込んじゃいますね。
辞書を作るというストーリーが
おもしろいです。

雰囲気は「風が強く吹いている」にも
似ているように感じました。

仲間と力を合わせて目標を目指すという
アツいお話です。
三浦作品のこういう系統のお話は
好きです。

そして、読み終えたあと
改めてこの本の装幀にも
ニンマリしちゃいますよ。

辞書という目線で言葉をとらえたことが
なかったので
何だか斬新でした。

もう10年くらい電子辞書辞を使用してますが、
紙でできた辞書がが欲しくなりました。