「ゾラ・一撃・さようなら」雰囲気が好きです。 | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

ゾラ・一撃・さようなら/森 博嗣

おしゃれ:♪♪♪ /5

ハードボイルド?:ワクワクワクワクワクワクワクワク /5



森博嗣さんの

「ゾラ・一撃・さようなら」を読みました。



探偵・頚城悦男は

美人の依頼人・志木真智子から

「天使の演習」という

美術品を探し出し、取り戻して欲しいという

依頼を受けた。


天使の演習は法輪清治郎が

所有しているはずで、

もとは真智子の母の持ち物だった。


頚城は早速法輪清治郎について

調べ始める。



オシャレな雰囲気が

ステキな作品でした。


こういうのはハードボイルドというのでしょうか。

イマイチ基準がわかりませんが、

魅力的な女性がたくさん出てきて、

酒と煙草と苦い恋ですよ。


ストーリーはちょっと盛り上がりに

欠けるかなと、

思わなくもなかったのですが、

この雰囲気は大好きです。


森作品の主人公の男性って

とても魅力的ですね。


微妙なユルさと、優しさと、

カッコよさ――。

そして少しだけヘタれた感じも

むしろいいです。


森作品、

順調に読み進めていますよ。