毒知識: /5
結末: /5
高田崇史さんの
「白蛇の洗礼」を読みました。
裏千家教授の二男が
茶室で変死したという事件を
調べるように言われた
雑誌編集部員の西田だったが、
無理やり入れられた茶道教室の
スタッフ神凪百合に夢中になった。
しかし百合に関係する人物達が
次々と謎の毒物で死亡してしまう。
西田は毒物に詳しい変人の隣人、
毒草師の御名方史紋に相談するが……。
前作から間が開いてしまって、
すっかり何があったか忘れてしまいました
毒草師シリーズの2作品目です。
探偵ポジションの御名方さん、
相変わらず変人ですね。
惚れっぽい西田さんが女性や
御名方さんに振り回されっぱなしなのが
またコントっぽくて面白かったです。
そしてやはり今回も
ウンチクがすごかったです。
茶道家たちが次々と謎の毒物で殺される
事件なのですが、
茶道関係で千利休のウンチクが満載でした。
すみません、
今回はちょっとよくわからなかったです。
歴史には疎くて……。
登場人物たちが
当たり前の前提として話している内容からすでに
「???」状態でした。
毒物ウンチクは
すごく面白かったのですが。
まだこのシリーズ続きますよね。
勝手に期待してます。
とにかく御名方さんのキャラクターが
面白すぎて、ハマります。
変人、好きなんですよね。
友達にはなれそうにないですが……。