「図書館戦争」……想像と違った | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

「図書館戦争」 有川浩

という本を読みました。

アフィリエイトがないのでイメージ画像がなしです。


「メディア良化法」という法律によって

検閲に対抗し、軍事訓令を受けて戦う武装した図書隊。

主人公の「笠原郁」は5年前に自分を救ってくれた

図書隊員に憧れて、入隊する。

鬼教官「堂上」、ルームメイトで情報通の「柴崎」など

個性的なキャラクター達との本を守る戦いの日々の物語、

のようです。


かなり想像した物語と違ってました。

軍事系の殺伐とした物語なのかしら、

と思っていたのですが、

非常に「軽い」。

いい言い方をすると読みやすいです。

厳しい側面、主人公の郁にこっそり甘々な鬼教官とか

それを煽る周りの方々、少女マンガのようです。

キャラ同士の掛け合いなんかもなかなかおもしろい。


舞台が現代とパラレルワールドのようなのですが、

設定が細かくて正直その部分を読むのが苦痛でした。

設定が作りこんであるのに、マンガのようなノリの

ギャップがあるのが多少違和感です。


発想はすごくおもしろいですけどね。

私図書館好きだし。

こんな世界になっちゃったら私も本を守りたいなぁ。