世界一周の旅~12日目 大連(中国) 


showです。



今日は瀋陽から大連に移動する日。 

天気は曇り。 


昨日の残りを朝ごはんに食べて、余裕を持ってホテルを出た。 


まさかあんなことが起こるとは…

 

 題して、「中国の電車に乗るとき心得」。


 (心身ともに疲弊するトラブルで長いので、一番最後にまとめて書きます。) 





後述するトラブルを乗り越え、大連到着。



ホテル最寄り駅。

このすぐ横のバス停で女の子がオシッコしてた。

端っこの方に申し訳なくとかではなく、ちゃんと人が並ぶ屋根の真下で。
→他にもバス待ってる人がたちいたのに。


その上、坂道でバス停の地面に傾斜があったため、オシッコは言葉の通り高い方から低い方へ垂れ流し。


しかも今日だけで道端オシッコ2回見た。

中国では当然の光景。 

芝生のところでしてたら、まだマシな方。





きれいな花はっけん。




旧日本人街。

 今も壊されず庶民の住まいやお店に使われている。きれいに残っていた。

 渡り廊下だけは最近付けられたものと思われる。
新しいのに、もう壊れ始めてる。(ちーーーん)



玄米だとか混ざったタピオカジュース的な飲み物 。

こんな美味しいのが200円くらいで飲めるのに、480円くらいのスタバも最近では良く町で見かける。

 中国の中間層が裕福になった証の一つ。



こちらは旧ロシア人街。 
アミューズメント化され、今は完全なる観光地として増築中。 
ロシアのものがいっぱい売ってる。



ちょっと絵になるスイカ屋さん。



このお店ではカニの量り売りをしてるんだけど、緑の服のおっちゃんがあの位置から死んだカニをゴミのように道に投げ捨ててた。(写真右端) 

命を何だと思ってるんだ。



本場のマージャン大会!

 昼間、公園はこんな人たちで賑わう。



幼稚園のお迎え。

 おじいちゃんおばあちゃんが迎えにくるのが多いのを見ると、両親共働きが多いんだなと感じた。

家族が近くに住んでいるからこそ、できること。




青空床屋。

赤い前掛け(?)と坊主頭のせいか、僧侶に見える。




各地で同じような高層マンションが大量に造られている。

 人口の多い中国が核家族化しつつあるから、こういうマンションを数でゆわせるしかないということなのだろうか。



中級層のすむマンション。



マンションを囲う低い塀。
 こんな造りじゃ、そりゃすぐ壊れるよ〜。



一駅間が長めのモノレール。 

この中からバッチリ造船中の新しい空母が見えました。



どっち。笑 





巨大な貝。
中に身を引っ込めないように、殻をムギュッとゴムで縛られていた。
見ているだけで痛々しい‥。

 昼見た羊の話も絶対忘れない。



カステラみたいなお菓子。




ウイグル料理のお菓子もありました。





  中国の電車乗るときの心得


さて。


以下、本日お題のトラブルです。




 高速鉄道(日本の新幹線と乗り心地はほぼ一緒!)のチケットはもう昨日買ってたし、あとは乗るだけ。
あ~よゆー。



 駅の場所も分かってるし時間にもちょっと余裕があったから、ちっちゃいのがいっぱい入ってるミニ肉まん袋を買って再び駅へ。


 駅には“waiting room“と“ticket booth“の二つの入り口が。



迷わず“ticket ブース“の方へ進み、“exsit and entrance↑“があったので、前進。 


中に入って自分たちの乗り場を探しても、どの乗り場のゲートにも“exsit“という文字が。


 嫌な予感がして係員に聞いたら、もっと奥に行けって? 


とりあえず進んで左右どっち?ってなって子連れのおばさんに聞いたら、「ここはwest side.正反対のeast sideがより近い」という。 


なんとなく英語できたし、このおばさんは信頼できそうと直感が。 


 悩んでる暇はないので、お礼を言って、バックパック背負ったまま逆サイドまで猛ダッシュ。



500メートルくらいダッシュして逆サイドまで辿り着いた先には、100段まではないけど80段くらいの鬼階段。
見上げないと終わりが見えない。



 左右のエスカレーターは人がジグザグに乗って立ち止まってる状態。


 先ゆくきょーへーが迷いなく階段駆け上がる。




走りながら弱過呼吸気味になってた私、

「マジで?笑」。


だけど止まってる暇はない! 




走りながらも、こんなときフツフツと湧き上がってくるあの頃の経験…


 あ~銃を前に抱えたまま、足に合わない鉄の入った重い靴履いて踵に血滲ませてグランドまで走ったなぁ~… 

これでもかってくらい、走り込んだなぁ~…   



これでも元自衛官。 

よし、行くっきゃない(泣)




バックパック背負ったまま、手に握ったミニ肉まんたちをぶるんぶるん振り回しながら階段を元自衛官ダッシュ。

(たぶん世界で一番振り回された肉まん。笑) 



根性で登り切った…!!


真ん中からは歩くスピードだったけど。



 先に登り終わってたBobが、「こっちだー!」って右の建物、そう、あの最初見向きもしなかった“waiting room“の建物に入って行って、私もヘトヘトになりながら改札まで。 



目の前には人の列。



しかし、ここは中国。



「ゴメンね」って言って並んでる人をゴボウ抜きして、列の一番先頭へ。


必死の形相だったからか、誰も何も言わなかった。



そこからも止まらずダッシュ。


しばらく進むと、空港みたいなレーンに手荷物を載せる荷物検査がある(中国の鉄道はどこもある)から、そこでもバックパックたちをゴミのように放り込み、

ミニ肉まん袋はもう手に持ったまま赤外線ゲートにイン。



ダッシュで広いホールに着いてゲートを発見。


そこのゲートでチケットを通せば、あとは目の前の階段転がり下りるだけ!


出発まであと1分ない?!

行ける!!(ヤケ)



…と思ったら、改札からチケットが戻ってくる。


え??


傍にいた駅員みたいな人に

「why?!何で?!why?!」って言ってチケットの搭乗時間見せてギャーギャー騒いでも、中国語で何かサラッと返されておしまい。




それでも「何で?!ねぇ、何で?!」って言ってたら、ゲート横に立ってた子連れの男性が日本語で、


「3分前だから、もう中に入れない。」


あ~ら日本語じょ~ず、…って、



えーーー?!?!
何そのド・ローカルルール的なの?!?!



仕方無しに、チケットは時間を変えられるというので不安はあるながら挑戦。



またもと来たゲートを出て、私たちが間違えて入った“ticket booth“へ。

そこでも筆記オンリーのやり取りだったため、危うく値段3倍の席を買わされそうになったり。



後ろの夫婦はなんか中国語で「遅えーよ!それもう買えよ!」みたいなことを言ってたのかな?


周りの人がイライラしてて、その圧迫に耐えながら私も長身Bobを盾にして我を伝える。



ようやく差額を返してもらって一切損無しのやり取りが終わったとき、勇敢に闘ってくれた(?)Bobにかんどーしたのかホッとしたのか、うるっときた。




↑無事にチケット買えた記念に…。





今回のドタバタ事件から学んだこと↓

中国では…


① "ticket booth"ではなく、“waiting room“看板の先にエントランスがある


② 乗り遅れた電車のチケットは交換ができる


③ 出発時間3分前までにはゲートに入ってなきゃNG





あとは、バックパックを背負って長距離走らないこと。笑


Bobも私も肩の痛みの炎症がヤバイです。


中国の電車(高速鉄道)に乗る際は、気を付けましょう。




今日はここまで‥♪



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