お次はこちらc25のセレナさん。
DかRレンジにシフトを変えたときに、車体が前後に揺れる様なショックが有りませんか？
個人的にラジエーターの交換についで多いと思うのがこちら。
そうエンジンマウントの劣化…
ではなく
サスペンションメンバーのブッシュ切れ
何処だって？
ここのライトの当たってるところに注目
(眩しくてわからん)
ここ。
知ってる人ならアップにしたら解ると思われ
真ん中のフレームにくっついてる部分。
アップにしろと？
ここ(アップ過ぎ)
とりあえず交換進めていきましょうか
まずはスタビリンクとロアアーム外しから。
今思うと初めて交換した時はここが一番時間かかった気がする(笑)
というのは…
ロアアームの取り付けボルト。
お、17ミリか…
ん？大きいぞ。じゃあ19ミリか(ゴソゴソ)
あれ？スカスカだぞ
ま…まさか…
購入してから10年近く、ソケットホルダーから一回も外した記憶のない18ミリのソケットを取り外し仮合わせ…
まさかのビンゴ( ﾟÅﾟ；)
18ミリとかこれしかないんですけどー
メガネレンチとかないんですけどー
もしかするとインチなのかも知れませんが、インチ工具の方が余計に無いのでショートソケットを握りしめて格闘開始
はい外れました(ジョイント固すぎやろゼェゼェ)
過去の記憶なので忘れましたが、メンバーの取り付けのボルトは16ミリも使われてたかも使われてなかったかも。
ちなみにエンジンマウント交換の方は16ミリが大活躍します
そしてスタビライザー本体の取り付けと
ステアリングリンケージ(ギアボックス)の取り付けを外し
18ミリソケットにサイズ変換をつけ、インパクトを使える様にしてその他ボルト類を外します
今更ながら8～22ミリまで揃ってるソケットセットを買っといて良かったと思ってます
(少ないセットだと主要のサイズしかない)
ガッシャーーーン！！という音と共に外れました
嘘です
ミッションジャッキ等で支えて慎重に外しましょうね(笑)
んで最初にここのブッシュと説明していたのがこれ。
スポーンと抜けてます
通常は繋がっていて外れません。
そして部品も単体ででないという
右も左も抜けちゃってます。
つまり、シフトを変えたときのエンジンとミッションの前後の傾きが、ここのガタのせいで吸収できず、振動を直接ボディに伝えちゃってるんですね
新品をセットして。
(足も写しちゃうという素人感丸出しの写真。今度Ｓ田氏に盛れる撮り方を習わねば)
これでも一眼レフ持ってますけど！！(嫁が)
さて気を取り直して組み付け開始。
重いし大きいので手伝ってもらいつつ組み付け。
そして他の人が支えてるのに余裕かましてパシャリ
Ｌ氏と工場長に
「てめえ！支えてやってんのに早くボルト付けねえと後で一人でやってるときにかんちょーすっかんな！！」
って言われたかどうかは想像にお任せします
ロアブーツもヒビ入ってたのでついでに交換。
完全に取り付けたら、各ボルトを増し締め
アライメント調整に出して完了となります
この車種はエンジンマウントよりこっちのメンバーの方が先にガタが出ます(笑)
過去に一台だけあったのですが、
このメンバーのガタを放っておいた結果、エンジンマウントのゴムが砕けてた車両もありました
助手席側の方がフレームに直接エンジンマウントのステーが乗っかっている様な状態でした。
傾いてる為、マフラーもねじれボディにあたり異音が出ていたという
気になる異音や振動があった場合は早めの点検をしてもらいましょう。
大抵の車種の場合はエンジンマウントの方が原因ですが
ではまた明日ヽ(*´∀`)ﾉ