我武者羅と向きになるの違い | 真盟和泉 山田のブログ「空手の道は人の道。押して忍ぶ道こそカラテの道なり。真盟会館」

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我武者羅(ガムシャラ)と向きになる(ムキになる)の違い。
昨日の年少部は全員での組手稽古でした。
師範のサポートで低学年の子達を見ていました。

良い意味で面白いですね!
やられたり、臆してる子に、ハッパかけて背中押してやると、行くわ行くわ!!
誰でも経験あるように、誰かに背中押して貰うと普段以上の力を発揮できるもんなんですよね。
しかーし!
我武者羅と向きになるのとは違います。
我武者羅では、
無我夢中になる。
で、思わぬ力が発揮できる。
でも向きになると、
周りが見えなくなる。
結果、顔面にパンチが、、、。
殆どの子がそうでした。

まあね、動く相手に攻撃するんですから、そら反則になる攻撃が当たってしまう事はあります。
でも、当てるのと当たってしまったのとでは全然違います。
当てるのは自分で制御できます。
その制御が効かなくなるのが向きになった状態です。

熱くなりましょう!
熱くのは良い事。
いや、熱くなって欲しい!!

でも、
向きにはならずに!
カァッとなっても、自分は何をしているのか?
空手ですよね。
常に空手をやってるんだ! と言う意識を無くさないで下さいね。

あの我武者羅感、ほんとに良かったです。