子供達を振り返り思う事。 | 真盟和泉 山田のブログ「空手の道は人の道。押して忍ぶ道こそカラテの道なり。真盟会館」

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稽古、指導、大会結果、空手から四方山話まで、そんなブログです。
/真盟会館和泉支部
/Team☆YAMADA

私の息子二人は空手を始め、今年で10年目になります。
偶然、同じような写真になったので、日記に書いてみました。
イメージ 1
 ↓
イメージ 2
上の写真は長男が6年で次男が4年生だったでしょうか。
それが今では長男が高1で次男が中2、
道衣がすぐに小さくなるので大きめの物を買っても追いつかず、毎年買い替えいました。
も茶帯になってから一度買い直しています
その二本目の帯が、剥げてきたり所によっては切れてきていたり
それだけ稽古に打ち込んできたという証です。

空手を始め10年、並々ならぬ思い、気持で続けてきたんだと思います。
実際、私がフルコンタクト空手を始めて22年、続けていく事の難しさは分かっています。
継続は力なり、人は言います。
私もよく言います。
しかし継続していく事は簡単ではありません。
強い意志、思いが大事です。

継続していたら何があるのだと聞かれても、私には明確な答えは言えません。
例えば、息子がどれだけ空手強くなったんだと聞かれたら、
「凄く強くなった」と答えます。
しかし同年代、いや、年下の者でも息子達より強い者山ほどいるのが実状、現状です。
今はまだ、金魚鉢から池に出たくらいで、大海を知るのはこれからです。

これだけ継続してきて、そんなものか!
と言われれば、それまでの話です。
しかし、写真を見ても分かるように、親バカと言われようと、凛々しく逞しく育ったと思います。
ふらふらふらふら勉強もせず遊びまくってる学生、
学校は行っていない、仕事にもついていない、
そんな若者が多い中、そんな連中に比べ立派なものだと思います。

そして、あえて言わせてもらうなら、
空手の世界ではマダマダだけど、先を見据えても良いんじゃないかというレベルにまではなってきています。
辛くとも、苦しくとも、空手を続け精進してきたからこそです。



私の
娘の話ですが、

イメージ 3
娘も空手をしていました。
高校に入りすぐに辞めてしまいましたが、初段です。
小学校2年生から始め、8年と数カ月、空手を続けていました。
辞めたのにもシッカリとした理由があり、自分の目標、夢の為には自分の頭では学業と空手の両立はできないと判断したからです。

しかし、その空手を辞めた娘ですが、空手をしていた事が役立っているようです。
男の子相手に負けまいと頑張っていた根性が身に付いているようです。
学校や外でも、ちょっとした事には動じないのも、その一つでしょう。
そして何よりも、諦めない、無理だと思う事にも無理だと決めつけずチャレンジする。
こういう姿勢の人間に育ってくれました。

娘は、自分の初段の黒帯を大事にしまってあります。
くじけそうになった時は、あの昇段審査の時の厳しさを思い出す事で発奮しているのでしょう。


こうして過去から現在を思い、考えていく内に、
「継続は力なり」、の持つ意味が分かってきたように思います。

継続は力なり。
山田浩之