今回は、私たちの事業のマップラーニングについて具体例を交えながらご紹介します。
マップラーニングは、マインドマップを軸に頭の中を視覚的に整理し、計画、学習、振り返りに活かす学習法です。
マインドマップを使うとこんなことができます。
①計画
次回のテストではどんなところが試験範囲で、現時点で自分はどこが理解できていて、どこができていないかを視覚的に振り分けます。
それに基づいて、次回のテストで自分の目標点数を取るために、どの教科のどの範囲からやるのが一番いいかを考え、優先順位を決めてもらいます。
テスト勉強は時間が限られています。テスト範囲の最初のページから順番に解いていく必要はありません。
この場合、赤枠を第1優先、黄枠を第2優先にしていました。
②学習
ただ教科書を読んでいっても、どこがどこの説明をしているかなど、正確に理解できていないまま、ただ視線だけが進んでいることがあります。今出てきた言葉がどこの説明をしているか、自分なりに視覚的に整理しながら学習を進めていきます。特に暗記が必要な教科では、とても効果があります。
③振り返り
テストが返ってきて、点数だけに一喜一憂してしまいがちですが、一番大事なのは「どう間違えたか?」を自分で気付くことです。
そしてその間違えたところを、「もう1度解いたら完全に解ける状態」まで持っていくことが、勉強(=自分の知識、能力の向上)です。
また自分が取り組んできた勉強を振り返ります。
・テスト勉強にかけた時間は十分だったか?
・教科ごとのバランスはどうだったのか?
・分かっていたところだけを勉強してしまっていたのではないか?
そして今回の気付きを、次のテストに向けてどう活かしていけるかを自分の言葉にしてもらいます。


