昨日、違う職場になって2年経つ後輩のO君から 、SOSメッセージが届きました。

 

 

聞いたところ、会社でFP2級を取らないといけないのに、もう4回落ちていて、今回が最後のチャンスだと言うのです。そして試験は1週間後。

 

身近に先輩はいるはずなのに僕を頼ってくれるなんて嬉しいことです。即、「任せろ!」と伝えました。

 

私がFP2級合格したのなんて10年前。当然覚えているはずがありません。でもなぜそんなに教える自信があったかと言うと、「知識」を教えなくても「勉強の仕方」を教えたら良いからです。

 

具体的に何をしたかご紹介します。

 

特に不動産の部分がちんぷんかんぷんだと言うので、まず、面談で教える前に、大事そうな言葉を付箋に抜き出しといて。と言う宿題だけ出しました。

 

面談では、FP2級不動産について、どんな構成になっているかの構成を聞きながら、僕がマップを作りました。

 

その中の、一番苦手な「借地借家権」について一緒に教科書を読みながら、説明を「してもらい」ました。(←僕が説明をした訳じゃないのがポイント)

 

 

僕がするのはO君が言った言葉を付箋(アプリ)に書いて、聞きながら並び替えていくだけ。

 

それをしているうちに「あー、そういうことか!」とO君が何回も呟くのです。

 

ここまで時間にして20分ほど。

「あとは自分でできそうな気がします!」と。

 

最後に、「今週作ったマップを彼女に説明してね」と。

丁度隣に彼女もいたので、

「興味ないかもしれないけど、聞いてあげて」とお願いしておきました。

 

ちゃんと中身が理解できていたら、相手が中学生でも分かるように説明できるものです。

素人相手に説明するのが何より理解度が上がります。

 

さて、試験は2021年5月23日。あと4日です。

かわいい後輩のO君は受かるでしょうか!?