ものごとを鵜呑みにすること。

 

これはよく「素直」という言葉で

語られることがあります。

 

「(先生や親が)言ったことは

素直に聞きなさい」

 

何度言われてきたことでしょうか。

 

ある時から、

自分の人生のテーマを

素直」と置いている私としては、

この「素直」は間違った使い方である、

と声を大にして言いたい。

 

「素直」は

「自分以外のものに対して」なるもの

ではなく、

自分の心に対して」なるもの

だと信じています。

 

自分がしっくり来ていないのなら、

それに「素直」になり、

しっくり来ていないことを認めるべきである。

 

それが「素直」だと思います。

 

 

 

牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま

 

 

さて、いきなりテンション高く始めましたが、

 

今日お伝えしたいことは

「鵜呑みにしない」事です。

 

僕の年代は

イイクニ作ろう鎌倉幕府

と必死に覚えてきましたが、

今となってはそれすら真理ではない。

 

学校で教わる事だって、

「絶対に正しいもの」ではない。

 

トレーニングコースで最初にやることは、

発想力を開放すること

と書きました。

そして、マップの作り方に慣れてきたころ

(3,4週目ぐらい。その子のペースに合わせて伝えるようにしています)に、

マップに必ず一つは「?」マークをつける事

をお願いしています。

 

するとどうなるか。

 

「これってほんとにそうかな?」

「例えば(日常生活では)どんなことだろう?」

「なんでこうなったんだろう?」

 

そういうことを思い浮かべながら、

勉強を進めていくようになります。

 

ほら、「セミナーでも一つは質問するように参加した方が頭に入る」とか聞くじゃないですか。あれも同じことです。

(ちなみに僕は質問魔。常に聞きたいことが頭の中にあります)

 

具体的にはこんな感じ↓

 

これは英語の文法をまとめたマップです。

 

単純現在形は質問文、否定文に使われるもの、と習い、

「なぜ肯定分にはないのか?」

と疑問を持ったみたいです。

 

面談時に

「じゃあちょっと調べてみよう。」

ということで、

「肯定分、単純現在形」で

一緒にググったところ、

普通にあるんです。

 

「あ、じゃ、あるんだ」という事で、

このマップに書き加えておしまい。

 

マップは最初から完璧なものができるわけではありません。

 

「?」マークをつける癖によって、より考えが正確に、そして深まっていくのです。