前回のブログでは、勉強の上で何が「お宝」で、何が時間の無駄なのか、を書きました。
今回はさらに踏み込んだ内容です。
テスト問題の結果には大きく5種類あります。
A:知ってて正解
B:知らないけど、「こうじゃないかな」と考えての「勘」で正解
C:知らないけど、鉛筆転がして「勘」で正解
D:知ってるけど間違い(ケアレスミス)
E:知らなくて間違い
マップにすると↓こんな感じ
このうち、前回お伝えした、「お宝」はどれでしょうか?
Eはもちろん「お宝」ですよね。
Dは知識をつけるというより、ケアレスミス対策が必要となります。
別の努力なのです。
そして実はCも「お宝」です。問題には正解しているのに、知識をつけられる。
ここを見逃してはもったいない。
さて、今回はBについてのお話です。
このうち、もう一度全く同じ問題を解いても同じように正解するのはA、そしてB。
このBをいかに増やせるかが、テストで良い点をとるコツなのです。
Bは復習に時間をかける必要はありませんが、こここそがテストの点を左右するポイントであり、できるだけ増やしたいところです。
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東大王や初耳学などのクイズ番組で伊沢さんとか林先生が、
「これはこういうのに似てると思うからこうだと思います」
とか
「これはあり得ないからこれではない」
とか
「この条件からするとこれしかない」
とか
呟きながら答えてるシーンありますよね?
これもいってみれば、「勘」なのです。
実はよく言う「勘」には以下の3種類があります。
a.(理由を考えた)「頭の勘」
b.(圧倒的な経験値から来る)「体の勘」
c.(完全なる運に任せた)「ヤマ勘」
スポーツや職人技などではb.「体の勘」が重視されますが、
勉強においてはa.「頭の勘」がもっとも大事なのです。
そしてc.「ヤマ勘」については、鍛えることができない。(お守りとか運を磨くとかそっち系)
どんなに賢い人でも、全ての事が頭に入っていて、覚えているから解けるわけではない。
今持っている知識を組み合わせて答えを考えるからこそ、莫大な知識が手に入るのです。
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ではどうすればBの力は磨かれるか?
まずは帰ってきたテストの解答用紙に(練習のテストでも、勝負のテストでも。ここ参照)
◯×だけでなく、自分自身でABCDEを書くことから始めます。
そして、それぞれに合わせた対策をとる。
A…時間はかけない。「ナイス!」と書いておく。
B…ここは喜ぶ。時間はかけない。自分の考えが合っていたことを確認する。
C…間違いと同等に扱う。「お宝」。
D…ケアレスミス対策をする。
E…「お宝」。一番時間をかける。
なお注意点として、
振り返る時は意外とその時の気持ちを忘れてしまいがちです。
私は問題を解きながら
◯…自信あり
△…「勘」で答えた
×…全く見当がつかない
を必ず問題の横に書いていました。
次回はDのケアレスミス対策についてを書きたいと思います。(私はめちゃくちゃ多かった)