隊長です。
会長からのハセツネ報告書を提出するよう指示がありましたので、一番乗りさせてもらいます(笑)。
今年もついにやってきた、年に一度の、山の大運動会「ハセツネ」!われらがチームT+ACからも精鋭5名が参戦、さらにひとりは某トレラン雑誌のレポーターを務めるなど、開催前から盛り上がっていたんで、今年はとりわけこの日が待ち遠しかったなぁ。
チームのみんな、武蔵五日市駅8:34着の電車で集合。更衣室&休憩所となる体育館はすでに混雑が始まっていた。会場から少し離れた小学校体育館に一同、陣を張る。
ブースに行けば、昨年の覇者ダコタ・ジョーンズをはじめ、有力選手が勢ぞろい。Salomonから派遣されたキャメロン・クレイトンもいる。2012TJAR優勝した望月さんにも挨拶できた。もう、長旅前に寝るどころじゃない。ということで、みんなで記念撮影!
で、出走前に、今回の装備について。
快晴で気温も高め(平地で最高25℃)だったので、比較的軽装にした。
□ GPS: Ambit(1歳になりました!)
□ フラッドラッシュスキンメッシュシャツ&Team T+ACシャツ
□ Salomon S-Labハーフタイツ
□ C3fitアームカバー&ゲイター
□ R&Lウールソックス(こいつはお気に入り)
□ Hoka oneone / Stinson Evo
他に、防寒用にSalomonソフトシェル、モンベルの軽量ウィンブレ。結局どちらも使用せず。
□ ヘッデンはBDのicon、ハンドライトはおなじみジェントス閃。ブースでenergizerのリチウム電池を買ってみた。単三2本でなんと800円!軽くて長持ちというのが売りなんだけど、いつもより2時間余分に持った程度。まあいつもなら長尾平手前で交換するのが、ハンドライトと併用してなんとかゴールまで無交換でいけた。ま、コストパフォーマンスは著しく悪いというのが結論。
水:OS-1、2.5L(ハイドレ1.5 L、両胸のボトルに各0.5 L)、いろはす1本の計3.0 L。水は予備、それと怪我したときの傷口洗浄用に。OS-1はトイレの回数が減るけど、飲みにくいし、飽きる。次回は水とスポーツドリンクを持っていこう。
食料:ドラッグストアで普通に売ってる、小腹がすいたときに食べるチョコバーみたいなのを12本くらい。あとShotsのカフェイン入りジェル、カプチーノ味を1本、それからようかん1本。合計2200 kcalくらい。月夜見以降はあんまり食べなかったので、摂取したのは結局1500 kcalくらいだと思う。ジェルを受けつけないカラダになってしまったので、固形物にっ頼ったけど、同じ食感のものばかりで飽きちゃった。今度はおにぎりとかも持ってくることにしよう。
進行がバタバタだった昨年と異なり、今年のスタートは余裕があった。ただ問題は、並ぶ順番。いつもは10、12、16、20時間というプラカードが立って、それに従って並んだけど、今回はなんと、プラカードくんたちが配置に着く前に、大移動が始まってしまった!スタートゲートをくぐるまでに約40秒だったから、私が並んだのは、10-12時間のあたりだったと思う。渋滞を避けようと急ぐ選手たちに揺さぶられて、あとで地獄を見ることになるのだった・・
結局、入山直後、変電所手前のシングルトラックになるところ、入山峠の階段では大渋滞にハマる。繰り返すが、並んだ場所が悪かった(前過ぎた)。まあ、それに乗ってしまった自分が悪いけど。シングルトラックでは上りでも皆走るもんだから、つられて走らざるを得ず、早々に乳酸を出し切ってしまう。あ、それと乳酸に関連して感じたことがある。
乳酸って、速筋で糖分をエネルギーに変えた時にできる副産物で、これを遅筋にあるミトコンドリアで酸化(再燃焼)させることで、再びエネルギーになるんだけど、これには心拍数を下げておかないと、乳酸がたまる一方で疲労困憊の状態は続く。浅間峠以降、心拍数を下げたことで、この乳酸の燃焼が始まり、中盤の復活と、後述する大岳山以降の激走に効いたんだと思う。ただ、脂肪燃焼も同じプロセスで遅筋で使われるので、どっちが多かったのかはもちろん分からないけどね。でもやっぱりエネルギーとして使いたいのは、脂肪。体内にほぼ無尽蔵(使えるエネルギーとして、ね)にある脂肪をうまく消費できる体づくりってのが、100マイル走るための今後の課題。
入山峠手前でもういっぱい一杯で、いつもなら上って平らな所に出たら走るんだけど、それがホントキツくなってた。しかも、浅間峠どころか、醍醐丸の手前で。まだまだ先は長いというのに、かなりまずい兆候だ。しかもまだ明るいのに、眠たくなってきた(!?)。そんな意識朦朧とする中、あるものが私の思考を覆い尽くす。そう、コーラだ(笑)。コーラは中毒性があるんだということに、いまさらだけど走っていて思い知らされた。STYで、信越五岳で、すっかりエイドに甘やかされてしまっていたので、山を走る=コーラという図式が出来あがってしまっていたようだ!まるでパブロフの犬(笑)!浅間峠までは、「走ったらコーラ」「お風呂に入りたい」「おウチに帰りたい」が、代わる代わるローテーションでやってくる。この先10数時間はどれも確実におあずけなのに・・・
ようやく第一関門(CP1)の浅間峠に。4時間20分(2012年比、-14分)。先行していた軍曹と会い、少し遅れて大塚さんとマツシマさんが到着。みんな思いのほか疲れているみたい。軍曹が出発して5分後にヘッデン装着して出発。ここでの休憩は、5分程度といったところか。
CP2の月夜見までは、終盤にくる第一のボス、三頭山までひたすら上り基調。CP1までに溜まりきった乳酸で動けなくなくなったので、何度も上りの途中で休んでしまった。な、情けない。途中でハムを痛めた軍曹に挨拶し、三頭山に到着。
その矢先、誘導の方に無線が入り、一位がゴールしたとのこと。このとき、7時間25分。誰がゴールしたかまでは分からなかった。山頂からの下りは、結構急なので、いくら下っても距離がでない。ここで何グループか抜けて調子が戻った。
ようやくCP2月夜見到着、8時間30分(2012年比、-17分)。心配していた水も0.3 Lほど残っていた。ここで10分休憩。気温はそれほど低くない。月夜見後は、疲れと睡魔が襲ってきた。あのいやらしい惣岳山の長く激しい上りが始まる手前に、道端に安定のいいベンチが視界に入った。そこで横になって10分ほど仮眠。腹にザックをかけたらあったかい(笑)。その時は、寝落ちしてもいいいやくらいの気持ちになってた・・。結局、眠りに落ちることはなかったけど、星を見ながら少々楽になった。はー情けなや・・
惣岳山の急登を上りきり、第二ボスの御前山へ。疲労も激しいけど、ここまで来ると距離がつかめてくるので気分的にラク。淡々と下りをこなし、大ダワを通過。ここから第三ボスの大岳山までは4km。最後の急登にくるまでがダラダラして異様に長い。急登に入ってしまえば、山頂まではあとちょっと。ここまで来るときに何人かと会話しながら来たので、体調も戻ってきた。で、ようやく大岳山山頂へ。
さあて、ここからががんばりどころ。ここをしっかり走れるかどうかでタイムが変わってくる。2週間前に会長ときた試走(昼間)では、ここからゴールまでけっこうがんばって2時間5分。鎖場、木の根などのテクニカルな下りを経て、CP3長尾平を通過。御嶽神社で給水して、あとはひたすら走る。日の出山を上れば、あと11km下るだけ。
日の出山山頂で夜景を5分ばかり楽しんだ後、荒れた木段を下って走る。去年は集団で引っ張ってもらったので最後まで走りきることができたが、どういうわけか今年は周りに人がいない。そうか、いよいよ、自分の力が試される時が来た!なんだか自分で盛りあがってきた!うおーっ、なんだか調子いいぞ!視界に入ってくる人を次々に抜いていくことで、ますますテンションが上がる!
誘導の人に、残り2kmと言われてタイムを見ると、13時間53分。さすがにこれだけ飛ばしてきたうえに、2km、キロ4分では走れない。サブ14時間はあきらめて、堅実に走りきった。結果、大岳山からゴールまで、2時間20分(試走は2時間5分)で帰ってこれた。タイムは14時間3分。去年より50分速くゴール!!
ゴールした後は渇望してたコーラをついにごちそうになって(サンキューかづみちゃん!)、メンバーのゴール迎えて、豚汁おかわりして、1.5時間ほど寝た。河辺の日帰り温泉入って、2週間の禁を破ってビール!
みんなおつかれさまでした、楽しかった!!
備忘録として:
ー 集合時間は8:30で正解。中学校体育館はこの時すでに一杯。小学校体育館すら、端っこは取れなかった。
ー 浅間峠までは周りに引っ張られずに抑えること。これができなかったから、CP2まで失速した。
ー 食糧はいろいろ品を変えて持っていかないと飽きる。ウエハースは一口ずつ必ず水を含まないと嚥下できないので、量はほどほどに。
ー やっぱ次は無理してでもコーラ持ってくか!?