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チームスキル研究所のブログ

チームスキルとはメンバーとチームが、最高のパフォーマンスと、更なる成長に向け、変化し続けるために必要なスキルの総称です。

シンガポールの帰り飛行機の中でカンフーパンダ3を見てきました。早く日本でもドリームワークスの作品を上映して欲しいと思い久々筆をとりました。

今回は、映画のストーリーは、時代や地域文化の影響を受けるという視点で、ネタバレさせないというお約束を守りつつ振り返ってみます。

Googleがマインドフルネス瞑想を仕事に取り入れ、そのことが米国の雑誌やテレビで紹介され多くの企業が導入しています。今年は日本のビジネス雑誌やテレビでも紹介され始めました。NHKでも紹介されていたようです。このような背景からでしょうか。カリフォルニアに本拠地があるドリームワークスの作品では、戦士が内観し心の平和を求めるシーンは当たり前に出てきます。日常瞑想を取り入れている人には共感できるポイントでしょう。

では、日本のドラゴンボールと比べてみるとどうでしょうか。悟空も多くの友達に恵まれ戦いの旅の中で友情をはぐくむのですが、真のヒーローは悟空一人です。さて、カンフーパンダ3のポーは、生き別れた本当の父親パンダが宇宙の声に導かれたと言ってポーの前に現れます。そして二人はパンダ村へと向かうのですが、平和なポーの故郷に史上最強の敵が迫りくるという筋立てです。もちろんポーが果敢に最強の敵に挑むというのがこの手のストーリーの決まり事ではありますが、パンダ村メンバーの力も十分に発揮されていたように思います。予告編のシーンにもパンダ村のメンバー達が走り回るシーンのバックグラウンドに「気」という文字が大きく出てきますが、個々人の多様な強みを生かしてチームで戦うというアメリカらしい考え方に気が組み合わせられたことがベースになっているように見受けられました。

作品の作り方はどうでしょうか。最近のハリウッド映画は、中国での上映が利益に大きな影響を与えます。しかし、中国では検閲と上映本数の制限があり、これが成長市場で上映する際の制約になっています。このカンフーパンダ3は、米中合作という進め方をしたために、上映割り当て制限の適用外とされています。この制作スタイルも時代を見据えたグローバルなコラボレーションと言えるでしょう。飛行機の中で見ている時は、最後の製作者一覧に「なんと中国人が多く参加しているのだろう。やはりカンフーものは違うな。ジャッキーチェンも声優ででいるし」くらいにしか認識していなかったのですが、新しい時代のグローバルな作品作りでした。

日本語吹き替えも公開されるようですが、英語のままで聞くのもおすすめです。ポーの声はジャック・ブラック、シーフー老師には、ダスティン・ホフマン、シェン大老役のゲイリー・オールドマン、マスター・タイガー役のアンジェリーナ・ジョリー、マスター・モンキー役のジャッキー・チェン、など豪華な声。

もう一度見たくなる今年の映画は、カンフーパンダ3です。