昨日は久々にお寄りいただいたニシヤンさんにコレを買ってもらいました!
ガーバー・リバーショーティー
kayak55の設立当初から販売している超定番のレスキューナイフです。
自分を傷つけにくく、しかし、いざという時はロープ類はグリグリっと切断しやすいというナイフです。
カヤックフィッシングでは釣りをする時はパドルから手を離してしまうため、パドルリューシュが必須となっています。
ただ、激しい沈などをした時にはこのパドルリューシュが自分に絡まってしまって危なくなるリスクもあります。
また、そのほかにもアンカー用のロープもあったり、釣り糸だって強力です。僕は使っていませんが人によっては釣具をリューシュしている方もいらっしゃると思います。
実はカヤックフィッシングは他のパドルスポーツと比べてもロープ類が逆に凶器になる危険性を非常に多くはらんでいます。
僕はまた別の商品ですが、やはりPFDにはレスキューナイフは常備しています。
実際には、僕自身、15年近くカヤックフィッシングをやってきて危機的状況でレスキューナイフを使ったことはありません。(危機的状況に陥ったことさえない)
ニシヤンさんも、使うことはないかもしれないし、使わないにこしたことはないですが、一応持っておきたいとのことで買っていただきました。
まさにレスキューナイフってそういうものだと思います。
使わないかもしれないけど、万が一っていう時に「あぁ・・・レスキューナイフ持っておけば良かった」って思わないために持っておきたいアイテムなのだと思います。
通常のナイフですと刃先が滑ってロープがうまく切断できないかもしれませんし、自分に絡まったロープを切断する時に逆に自分を傷つけてしまうかもしれません。動脈を切ってしまったりしたら最悪です。
このリバーショーティーをはじめとして、カヤック用のレスキューナイフはそうならないための工夫がなされています。(もちろん絶対ではないので自分を切らないための注意は必要です)
波刃となっていることで、ロープにしっかりと食いつき切断しやすくなっています。
また、安全面を考慮して片刃となっています。
先端は丸くなっており、自分を傷つけないようになっています。
背にはすべり止めがあり、ロープの切断時に力を入れやすくなっています。
ただ、このリバーショーティーのひとつの難点がケースのクリップがPFDのナイフホルダーにかなり入りにくい点でした。
このリバーショーティーをPFDのどこにつけるか?
まずひとつの選択肢がPFDのポケットの中のD管にリューシュしてポケットに収納。これがシンプルかもしれません。
実は僕自身はやはりレスキューナイフはPFDのポケットに収納しています。
ただ、お持ちのPFDのポケットが小さくてリバーショーティーが入り切らない場合もあるかもしれません。
また、ポケットではイザという時にサッと取り出せないかもしれないかもとお考えの場合、どこがいいであろうか。
昨日、ニシヤンさんといろいろ検討した結果、ニシヤンさんや僕が使っているPFD・モンベルのアングラーにおいては、ここが良いのでは?という案が出ました。
肩のループに逆付け
リバーショーティーのケースは非常にカチっとハマるのでナイフ自体は下向きでもまったく落ちないです。
この逆付けをニシヤンさんに試してもらったところ・・・
ばっちり抜けるし、そして抜く方向が下なので顔をナイフで傷つけるリスクが少ない。
もしかすると、ココがいいかもしれません!
ただし・・・やっぱり簡単にでもリューシュはしておいた方がいいかもしれません。
そのリューシュが凶器になったら本末転倒なので、長さは短めで、いざという時は人力でも破壊できる程度の細いゴム紐なんかがいいかもしれません。
いずれにしても、レスキューナイフは使わないかもしれないアイテムですし、使わないにこしたことがないアイテムですが、それでも持っていくべきアイテムだと思います。
輸入品にて、在庫切れが起こりやすいアイテムなので、手に入れられる時に手に入れてみていただければと思います!