ニコイチのふたつめ、「教育原理」です。
この科目も保育士試験の鬼門のひとつとされているようです。
教育基本法を中心に、その他に日本国憲法や学校教育法、幼稚園要領などもカバーする必要があります。
自動憲章や児童の権利に関する条約などは他科目でも勉強していたので、一部の内容だけ目を通す程度にしました。
試験結果は35点。
社会的養護とあわせて70点でした。
なんとか合格点は取れましたが、自信を持って回答できた問題は4つくらいで、ほんとによく合格点取れたなっていう感じでした。
勉強方法は、教育基本法と学校教育法と日本国憲法の内容を比べ、教育に関わるどの項目がどの法律に定められているか間違えないようにインプットしていきました。
それから日本の教育思想や人物、諸外国の学習理論や人物をまとめていったのですが、これが幅広く人物名が初見の人が多くて骨が折れました。
とてもじゃないけど覚えきれないので、完璧は求めず内容は捨てました。
人物の苗字➕業績の一部のような覚え方です。
例えば、貝原(益軒)和俗(童子訓)のような感じでカッコ内は覚えていません。
ただ、この回の試験には適切な覚え方じゃなかったようで、問3の回答「デューイ」のように、内容をしっかり理解できていないと取れない問題が出題されていました。
問7の「学制」と「森有礼」は取れましたが、これは直前に主な年表の出来事を見ていたのでたまたまとれました。
ちなみに覚え方は、1972年学制頒布を
なに?(72年)学制?
幽霊(有礼)は問題(文部大臣)
というように、ひねりのあまり効いてない語呂合わせで乗り切りました。
日本の教育史は覚えてもいいかもしれませんが、諸外国の思想は捨ててもいいかなと思いますが、何せ10問しかない科目。
捨て項目をつくるのはなかなか勇気がいります。
また、子供子育て支援法や小学校指導要領、SDGSや子どもの貧困対策に関する大綱など幅広く出題されていたので、かなり焦りました。
保育の心理学と教育原理は難しい年だったんじゃないのかなーという印象です。
費やした勉強時間は丸3日ぐらいです。
10問しかない科目でテキストもページ数が多くないのでサクサク進めました。
が、やはり勉強不足は否めず‥‥。
もう少し時間をかけて内容を読み込む時間が必要でした。